先日書いた「けっきょく南極大冒険」の続編と言っていい作品です。
もともとははるか昔に活躍したMSXというパソコン用のゲームとして
発売されたものです。
当時知人の家でこれを見た時、ああ、何て面白そうなんだ。自分も
欲しいなと強く思いました。いずれはファミコンに移植されたりしないかなと
願っていたものでした。しかし望みはかなわず、プレイすることも無いまま
十数年の月日が流れました。
そして1997年、プレイステーション用ゲームとして、コナミが過去に発売
したMSXのゲームを忠実に移植して発売するという「コナミアンティークス
MSXコレクション」シリーズが発売されました。その中にこの夢大陸
アドベンチャーも収録されました。
けっきょく南極大冒険との違いはと言えば、全24ステージ構成、冒険の
舞台が氷上だけでなく、草原、洞窟、運河、海底、森林、海など多彩な
ステージをペンギンがゴールに向かって進みます。
今回はタイムオーバー以外に、敵の存在があり、コウモリやら火の玉やら
鳥のフンやら雷やらに当たっても死にます。その代わりペンギンは最初は
3人います。あと途中で出てくるお魚を集めるとアイテムを購入できます。
ジャンプ力アップのシューズとか、敵を撃てる鉄砲とか、攻撃を防ぐヘルメット
とかを購入していき万全の体制でゴールを目指します。
単純だからこそ集中できて楽しいけっきょく南極大冒険、途中から
半端じゃない敵の攻撃を耐えて進むのがスリリングで熱い夢大陸アドベンチャー。
どちらも本当にすばらしいゲームです。多くの人におすすめできます。