アイスクライマー(ファミコン・任天堂)


ファミコン初期の傑作、名作の1つです。
詳細なストーリーがあったかどうかは覚えていませんが、ポポとナナの
2人が高い山を登っていくという単純なゲームです。ハンマーで真上の
氷のブロックを壊し、その隙間から上のフロアへと進みます。簡単に
言ってしまえば8階建てのビルの屋上を目指すような感じです。
行く手をさえぎるのはアシカ?オットセイ?みたいなのと紫色のカラス
みたいなのが登場します。雪山なので上からつららなども落下してきます。
なぜか左右に動く床、高速移動する雲などに飛び乗ったりとアクション性も
結構あります。
1人プレイだとかなり先のエリアまで進めるのですが、このゲーム、2人だと
同時プレイになります。これが結構やっかいです。全部で8フロアある山
ですが、画面上には4フロアしか表示されません。1人がどんどん上へ上へ
進んでいくと、残された方は画面から消えてミスになります。なのでなるべく
2人同じようなペースで先へ進まないといけません。しかし場所によっては
そうも行かない場面が出てきます。たとえば雲から雲へと3エリア上に移動
するような場合、確実に片方は取り残されて画面から消えてしまいます。
これが原因で喧嘩になる事もあるであろうと思われます。実際私はそんな
経験をしました。この手のゲームを私は勝手に「友情崩壊ゲーム」と称して
います。今後も出てくるかもしれません。

友情崩壊の要素は置いといて、ゲームとしてはかなりの完成度を誇ります。
今やってもすごく楽しめる1本だと断言できます。

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