最初にセガサターンで産声をあげた「カルドセプト」。そしてグレードアップ版と
いえる「カルドセプト エキスパンション」がプレイステーションで発売。そして
ドリームキャストに満を持して発売されたのがこの「カルドセプト セカンド」です。
このゲームは、カードゲームとボードゲームがミックスされたゲームと一言で言えば
言えますが、ものすごく奥が深いです。とにかく戦略性が高いです。
カードには、クリーチャーと呼ばれるモンスターカードとアイテムカード、スペルカードの
3種類が存在します。サイコロを振ってマップ上を移動し、空き地だったらその場所に
クリーチャーを配置します。そのマスに他のプレイヤーが止まれば魔力を奪うことが
できます。そうやって魔力を一定量獲得したプレイヤーが勝利となります。
が、敵のクリーチャーがいるマスに止まった時に、こちらの手持ちのクリーチャーを
呼び出して戦いを挑み、勝てば相手の領地を奪い取ることが出来ます。クリーチャーの
能力では劣っていても、アイテムカードやスペルカードを使う事で戦いに勝利する事も
可能です。相手が持っているカードを読み、こちらはどのクリーチャーで挑むか?
アイテムを使うべきか?などといろいろ戦略性が要求されます。
戦いを何度も繰り返す事で、新しいカードを得ることができ、強力なブックを形成する事が
できます。相手やマップによってブックの構成を変えたりと戦い方は無限の広がりを
見せます。ものすごくハマるゲームです。
残念ながら私はほとんどがコンピュータ相手の1人プレイばかりでした。この手のゲームは
対人間戦だと何十倍も面白いものです。
そしてこのゲームの最新作、プレステ2版の「カルドセプト セカンド エキスパンション」が
9月26日に発売されます。私は買うつもりです。
今作ではこのDC版セカンドからさらに新規カードの追加、一部カードの能力修正、多数の
マップ追加があり、1人プレイでもやり込める要素が増しています。
秋の夜長に、じっくりと、そして熱い戦いで燃えて楽しめる1本だと思います。
機会があれば、勝負とかしてみたいですね。