野球ゲームは数あれど、ソフトボールを題材にしたゲームはほとんど
ないと思われる中で、このソフトボール天国を紹介します。
ただ単に普通の選手同士が試合をするのならばわざわざソフトボールにした
意味がありません。このゲームにはやはり独自の要素というのがあります。
まず登場する選手は全部で６０人（プラス隠し１０人）で、６０人の中から１０人
（レギュラー９人、控え１人）を選んでチームを構成します。で、この６０人の選手、
全員外見も能力も違うのが大きな特徴です。例えば、とにかく１番の俊足かあるいす、
バットの代わりにツルハシで打席に入るこうじまん、パンチ力と強肩のまいたいそん、
空中に浮いてボールをキャッチするいったんめん、夜になると能力アップするどらきゅら
など、とにかく特徴のある動物や妖怪や人間やらがよりどりみどりの６０人です。１０人
選ぶのも一苦労です。
チームのメンバーは、全員がピッチャーをはじめ全ての守備位置に付けます。足の速さや
肩の強さ、特殊能力、ピッチャーとしての能力をいろいろ試して、最適の布陣を敷きましょう。
選ばなかった５０人は敵となってプレイヤーチームに立ちはだかります。
試合をするグラウンドも、空き地、公園、学校、岸壁、南の島など様々です。それぞれの
グラウンドにローカルルールがあり、学校ではホームラン性の打球が校舎の窓ガラスを
割ったらアウトとか、岸壁でボールがゴロで海に落ちたら２ベースとかあって面白いです。
そして敵となった５チームを倒すと、最後の相手、アマゾネス軍団が登場します。その名の
通り全員女性です。この試合に負けたらアマゾネス軍団の奴隷になる！というなかなか
過激な設定の下、戦いますが、このアマゾネス軍団、インチキなほどに強いです。
あっこ、だんぷなどはホームランを連発し、投げる方ではあやこ（岡本綾子がモデル？）が
超剛速球で三振の山を築きます。最近注目を浴びている全日本女子ソフトボールチームも
顔負けの強さです。
このアマゾネス軍団に勝つというのは置いといて、やはり友達同士での対戦はかなり盛り上がる
事うけあいです。まずはお互いに特徴のある選手を選び、その選手の能力をうまく引き出して
の対戦はきっと面白いと思います。