いっき(ファミコン・サン電子)


これはすごいです。いろんな意味ですごいゲームです。
まずはゲームの設定ですが、江戸時代、年貢の取り立てに苦しむ農民の
代表、権べと田吾が悪代官を懲らしめるというのが目的です。
この権べと田吾という、ベタベタなネーミングがポイント高いです。
実際には悪代官と戦う訳ではなく、各ステージに落ちている8枚の小判を
集めればクリアとなります。もちろんそれを阻止する敵の存在もありますが、
この敵に、権べと田吾は「鎌」を武器に戦います。鎌を敵の忍者(悪代官が
雇ったの?)に容赦なく投げつけて、いってみれば殺してしまいます。冷静に
考えて相当残忍なゲームです。忍者も容赦なく手裏剣を権べと田吾めがけて
投げてきます。当たったら即死です。シビアです。
ゲーム全体としてはそこそこ面白いと言えますが、なぜにこのようなゲームを
思いついたのでしょうか?当時の制作スタッフに聞いてみたいものです。

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