9月7日 ダイエー 2−3 近鉄(福岡ドーム)

ある意味、今季のホークスを象徴するような負け試合。

6回までは1対1の緊迫した投手戦が続いた。
7回表に近鉄が先頭打者の出塁を活かし、二死後に1点を勝ち越す。
その裏のホークスはクリーンアップがあっさりすぎるほどあっさりと
三者凡退に倒れる。しかし8回表にピンチを三振ゲッツーという最高の
形で切り抜けると、流れがホークスに傾く。城島、井口の連続ヒットで
無死二・三塁から代打坊西の犠牲フライで同点に追いつく。さらに
柴原にもヒットが出て一・三塁。ここで一気に勝ち越しという場面で、
代打大道はファーストゴロ、最悪のダブルプレーとなってこの回同点
止まりとなってしまった。
そして悪夢は9回表に訪れる。この回からマウンドに上がったペドラザが
一死後、吉岡を追い込んでおきながらレフトポール際に痛恨の一撃を
喰らう。打たれたペドラザもファンもただただ呆然。私も呆然。
昨日調子悪くてもペドラザを使えばいいとか書いて、使ったら本当に
やられてしまった。何と言うか、笑うしかないですな。
まあ、そこまでペドラザをかばう訳ではないですが、やはり8回裏に味方が
勝ち越していた局面のマウンドだったら展開も違っただろうとは思います。
気合の入り方も違うだろうし。同点だと延長戦も視野に入れながらの
投球になりますから。でもやはり守護神だったら打たれてはいけませんね。
一部新聞紙上では今季限りの解雇、退団も伝えられている状況での投球は

なかなか辛いでしょうが、もう一度連覇を達成した頃のペドラザに戻って
欲しいものです。
それでも投手陣は合計3点に抑えたのだから、打線の頑張りがあれば勝てた
試合でした。もっと4番の小久保がしっかりしてくれないと。

まあ、気を取り直して明日、明日。

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