9月11日 ダイエー 11−3 西武(西武ドーム)

はっきり言って楽勝。敵地で久しぶりに対西武3連戦を勝ち越した。

さて、パリーグは毎試合予告先発といい、翌日の試合に先発する投手を
ファンに発表するようになっている。この日の先発投手が、西武はエース
西口。ホークスはプロ4年目で前回今季初勝利を挙げたばかりの水田。
先発投手だけを見れば8割方西武有利の試合展開が予想できる。
ところがフタを開けたら全く逆の展開となった。初回に西武は松井、貝塚
2人が牽制でアウトになってしまう。前日の試合からのちぐはぐさが出た。
直後の2回表、松中が昨日の決勝3ランに続く2打席連続弾で先制すると、
ここからホークスの猛打オンパレードが始まる。西口を今季最短3回途中で
マウンドから引きずりおろすと、替わった帆足からも打ちまくり、2回3点、
3回4点、4回4点と計11点をもぎ取る。ここで勝負ありである。
接戦になればどうしても西武に底力があるが、ここまで点差が開くとさすがに
どうしようもない。水田は大量援護に守られ、3失点でプロ入り初の完投勝利で
2勝目。今後が楽しみだ。

この3連戦を通して見ると、観客の数が初戦が15000人だったのが、2戦目は
17000人、3戦目は23000人と増えた。やはりいい試合をすればお客さんも
来てくれるものである。
が、
優勝へ向かって突き進むチームの試合の観客がわずか15000人…
少ない!少なすぎる!
もっと西武ファンは球場へ足を運ぶべきだ。球団側も客を呼ぶ努力をすべきだ。
日本のプロ野球の未来がとても心配である。

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