10月3日 ダイエー 2−3 オリックス(神戸)

打線が元気なく、痛いサヨナラ負け。2位が遠ざかる。

初回に大道のタイムリー、2回には何とびっくり田口の今季第1号アーチで
2点をリード。序盤を優位に進める。
ホークス先発は水田。昇格後は好投が続いている。若干制球力に問題が
無いわけではないが、勢いある投球は今のホークスには貴重だ。5回に
犠牲フライで1点を失い、ここでマウンドを降りたが、もう少し投げてほしかった。
ベンチも来季のためにも7回ぐらいまでは投げさせるべきではなかったか。まだ
余力は残っていたようだったから。
結果論ではないのだが、直後の6回に替わった渡辺がオリックス進藤に同点の
ホームランを打たれてしまう。残り4イニングで1点を守りきるという継投は正直
キツイものがある。もちろん追加点の取れない打線にも注文を付けなければ
いけないのだが。
その打線は結局9回まで点が奪えない。そして最後には救援陣が手詰まりになり
力尽きる。二死一・二塁から岡本をリリーフに送るも、谷に痛恨の一撃を打たれて
しまいサヨナラ負け。2位を目標に戦っているチームには痛い敗戦となった。
ここ2試合は中盤以降に打線のもう一押しができずに苦戦、敗戦となっている。
投手陣の不振もそうだが、打撃陣も不振。結局総合的に見て西武とは差があると
感じずにはいられない。過去2年連続優勝した事は記憶から消して、再度挑戦者の
気持ちで戦わねば、来季も苦戦するだろう。

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