10月6日 ダイエー 12−4 ロッテ(福岡ドーム)

猛打爆発で圧勝。秋山引退試合を勝利で飾る。

正真正銘秋山幸二ラストゲームとなったこの試合、当然のように48000人の
大観衆が見守る中、現役最終打席は「らしい」当たりのライトライナーだった。
秋山は数字で見る成績よりも、チームのキャプテンとしての精神的な面での
貢献は計り知れないものがあった。それについてはいずれ語る機会を持つ予定に
している。
試合の方はもちろん秋山の最後は勝利で飾りたいホークスだが、ロッテ先発清水直も
15勝、最多勝が狙えるだけに手抜きは一切無しの勝負だったが、2−1と1点リードで
迎えた4回裏にホークス打線が大爆発。一挙6点を奪い勝負が決した。
そして7回からは寺原が登板。残り3イニングを1点に抑え、プロ初セーブを挙げた。
秋山という偉大な選手の引退試合の最後を、将来が期待されるルーキーが締める。
なかなかいい演出である。この試合で大爆発した打線も「秋山さん、来年は必ず我々の
手で優勝を奪還します」と言っているような感じだ。

試合終了後の引退セレモニー。私は感動で涙を流しました。
「野球選手を卒業します!」という最後の言葉が印象的でした。
野球人としてはまだまだこれから長い道のりがあると思いますが、いずれはホークスの
ユニフォームを着て多くのファンの前に帰ってきてほしいものです。

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