10月8日 ダイエー 3−4 日本ハム(福岡ドーム)

終盤追い上げたもののもう一押しができず1点差負け。

ホークス先発は星野。ここまで9勝と2ケタ勝利へのラストチャンスの
マウンドだ。それでも変な気負いや力みもあまり見られず、序盤は走者を
出しながらも得点を与えない。5回までを1失点と踏ん張り、味方打線の
援護を期待しながらの投球。
しかし6回、一死二・三塁から1点もやらないための満塁策を取るが、これが
ものの見事に裏目に出た。元鷹戦士の林に走者一掃の3点タイムリー3塁打を
打たれてしまう。この林には東京ドームでも痛恨のサヨナラホームランを浴びた
過去があるのだが、またもや強烈な恩返しの一打を献上してしまった。
なおも星野は続投するが、続く7回にも走者を背負い降板。10勝はならなかった。
その裏に鳥越が2点タイムリーを放ち1点差に詰め寄るが、8回には盗塁失敗、
9回にも一打同点まで見せ場は作ったが逃げ切られた。
一昨日の秋山引退試合、12日にはチーム最終戦セレモニーとあり、その谷間に
行なわれた平日の、しかも消化試合に44000人もの観衆が集まった。本当に
ありがたい事である。選手はこれだけの観客の前で恥ずかしくないプレーを常に
心がけてもらいたい。

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