10月12日 ダイエー 7−6 近鉄(福岡ドーム)

今季最終戦。サヨナラ勝ちで有終の美を飾る。
ホークス先発は斉藤。後半はローテーションの軸としてまずまずの働きを
見せてくれた。来季は開幕からフルシーズン活躍できるかが課題だろう。
試合の方は中盤6回までに5点を取ったホークスが優位に試合を進めるも、
7回に斉藤が近鉄打線に捕まる。打者9人の猛攻で一気に4点を返され、
流れは近鉄へ。この流れに近鉄の若き主砲中村が乗る。8回には水田から
41号同点ソロ。9回には抑えの岡本から42号勝ち越しソロと連発。土壇場で
試合をひっくり返す。
しかし、勝ってセレモニーを迎えたいホークスも引き下がらなかった。その裏に
近鉄守護神大塚から、チームの4番であり顔である小久保が同点ホームランを
打つ。これぞ4番の仕事というべき見事な一打だった。
延長戦に入り迎えた11回、一死満塁から高橋がレフトへ弾き返し歓喜の勝利。
いい形で2002年を締めくくった。
試合終了後のセレモニーで来季の逆襲を誓った王監督。監督、コーチ、選手は
もちろんフロントや裏方さんまでチーム一丸となってV奪還を目指してほしい。
チーム一丸となれば西武には決して負けないと思っている。それを実証してもらいたい。

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