4月1日 ダイエー 3−5 近鉄(大阪ドーム)


前日の新垣に続いて期待の新人和田が先発の試合。新垣の投球を恐らくは見ていたで
あろう和田がどう近鉄打線に立ち向かうかが注目だったが、初回にいきなりの試練が
和田を苦しめた。先頭大村にストレートの四球。続く水口は送りバント。この時和田から
一塁ベースカバーの井口への何でもない送球を井口が落球。ノーアウト1・2塁のピンチを
招いてしまった。この後ローズ、中村を連続三振に斬って取りツーアウトまでこぎつける。
しかし、続く鷹野にタイムリー、なお走者2人で吉岡に豪快にバックスクリーンまで打球を
飛ばされてあっという間の4失点である。井口のエラーがなければ…この4点は無かったかも
しれない。新人が投げる時は野手がしっかりと援護してもらわないと。
2回以降和田は立ち直り、7回にもう1点を失いマウンドを降りたが初登板としてはまずまずの
結果だと見ていい。新垣同様、課題を修正して次回登板で良い結果を残してもらいたい。
一方で攻撃陣に目を移すと、いきなり4点を追いかけなければいけない苦しい展開とはいえ、
チャンスは作るがもう1本、もう1押しが出ない消化不良、ストレスのたまる試合展開だった。
よもやの連敗を喫してしまったが、3タテだけは何が何でも避けなければいけない。
心機一転で次のゲームに挑んでもらいたい。

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