4月4日 ダイエー 5−1 日本ハム(東京ドーム)


日本ハムとの今期初対戦。日本ハムは今年から監督が外国人のヒルマン監督に代わり
心機一転。来期の本拠地札幌移転も決定しており、東京でのラストを飾ろうという意味合いも
あって選手のモチベーションは高い。直前のロッテ戦を連勝。地元東京ドームでの初戦で
いやがおうにも盛り上がる。
奇しくも両チームとも開幕戦に登板して勝利投手となった斉藤とミラバルが中6日で登板となった。
斉藤は当初の予定通りだったが、ミラバルの方は本来中4日で一昨日のロッテ戦に登板するはず
だったのだが雨のため中止となり、この日の登板になった。これによる調整具合がどうかも試合の
ポイントになると思いながら試合の動向に注目した。
さすがに開幕投手。両投手とも序盤は好投しスコアボードに0を刻んでいく。そんな展開から均衡を
破ったのはホークスの方だった。この日スタメン起用された本間の四球から村松、川アの連続長打で
2点を先制。試合の主導権を握る。この後ホークスはネルソンの2つの犠牲フライと城島の待望の
1号ホームランで合計5点を奪う。こうなると斉藤のピッチングも楽になる。日本ハムの顔とも言える
小笠原に一発を浴びたものの失点はこれだけ。見事にプロ入り初の完投勝利をやってのけた。
前回ロッテ戦では投球数の増えた終盤に明らかに疲れが見えていた。この日も最終回に2安打され
ピンチを招いたがベンチの続投指示に応え最後を併殺で締めたのは立派だ。
現時点では間違いなくホークスのエース。今後も相手エース級の投手との投げ合いも増えるだろうが
粘り強い投球を続けていってもらいたい。

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