会心の勝利!!!!単独首位に返り咲いた。
西武先発は松坂。今期2度目の対戦となるが、前回は1失点完投勝利を許しているだけに
しっかりと打ち崩してもらいたいものである。
さらにホークス先発は開幕投手でエースの斉藤。エース同士の投げ合いなので白熱の
投手戦が展開されるだろうと予想していたが、その通りの展開になった。
4回までホークス打線は松坂にノーヒットに抑えられるが、3回には松坂の四球で、5回6回は
ヒットでチャンスを作る。特に6回は一死満塁まで攻め込むも城島が犠飛も打てず、大道も倒れ
絶好のチャンスを逃す。するとその裏、松井の二塁打に中継のミスも出て三塁まで進塁を
許すと続く佐藤友にセンター前にはじき返されついに先制を許す。なおも一死満塁のピンチを
招くがここを気合で踏ん張り1失点で切り抜けた。これが大きかったと思う。
一方松坂は7回まで得点を許さなかったが、8回に内野安打2本でつかんだチャンスに四番の
松中が一塁線を破るタイムリー、ついに同点に追いつく。さらに城島敬遠で満塁としたがここも
大道は併殺で勝ち越し点が奪えない。9回には先頭バルデスが四球で出るもネルソンには送り
バントをさせず打たせてまたまた併殺。いやな雰囲気で迎えた9回裏、カブレラ四球から二死
二・三塁のピンチを招いたがチーム一丸となってこれを凌いだ。
斉藤、松坂ともに9回を1失点という内容。何と言うか、玄人好みの試合展開とでも言えようか。
そして延長10回表、西武の投手は森に変わる。この森に対し村松の二塁打から二死三塁として
西武ベンチは松中との勝負を避けて城島との勝負を選ぶ。城島は見逃せばボールになる低めの
難しい球を「これぞ城島」と言わんばかりの巧打で左中間真ん中を打球が抜けていく。三塁走者に
続いて一塁から代走の本間も生還。この2点目が大きかったと思う。
その裏を吉田、スクルメタで抑えて逃げ切り。接戦を物にできたこの1勝はとてつもなく大きい。
一気に3タテしてもらいたい。所沢の敵は札幌で!