6月7日 ダイエー 10−11 日本ハム(東京ドーム)


そんなアホな…の延長11回逆転サヨナラ負けで首位陥落。

先発投手は寺原と関根。初回に日本ハムに2点を先制されるも、直後の2回表に
大道の今季第1号の2ランホームランで同点に追いつくとここから久し振りに一発攻勢に
出る。井口、バルデス、さらには松中がとどめをさす3ラン。この時点で8−2と6点の
リードを奪い、寺原も2回以降は走者を出しながらも粘り強く投げ抜き得点を与えない。
この展開で誰がホークスの悪夢を予想しただろうか…8回裏一死から3連打でまず1点。ここで
尾花投手コーチがマウンドへ向かうも流れは変わらず、木元にも2点タイムリーを打たれ3点差。
投手が吉田に変わるもさらに1点を失い2点差にまで詰め寄られてしまう。9回表に村松のホームランが
飛び出し再び3点差に戻し、その裏マウンドに形だけの守護神スクルメタを投入。3点差だから
何とかしてくれるのでは…2点は取られてもいいから…と祈る気持ちだったが、本当に小笠原に2ランを
浴びる。しかし次の島田を打ち取り二死までこぎつけた。ここで何と投手をスクルメタから渡辺に変えて
しまう。単に左対左で形だけとはいえまだ追いつかれてもいないのに守護神をマウンドから降ろすのは
やってはいけない事だと思う。結局渡辺は四球と安打で一・二塁のピンチを招く。ここで次打者は左の
クローマーという所で今度は右の吉武。采配に一貫性が無い。皆無。ベンチと選手の呼吸も合わないと
いい結果が生まれるはずは無い。案の定クローマーに同点打、あげくは金子に死球。危険球で退場と
なってしまう。急遽登板の佐藤はこのピンチと10回は何とかしのいだが、1点勝ち越してもらった直後の
11回裏に同点に追いつかれ、さらに満塁から上田に一塁内野安打でサヨナラ負け。もう開いた口が
ふさがらない。佐藤を責めるのは酷ではあるがやはり踏ん張ってほしかった。
敗因をあげればきりが無いが、やはり抑えがしっかりしないと勝てないと言う事だ。
今日の負けは今後に響くだろう。明日のデーゲーム、さらに西武戦は苦戦必至。1つ勝てればいい方か。

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