6月28日 ダイエー 13−1 西武(福岡ドーム)


連夜の猛打爆発!松坂登板の試合をものにして貯金15に到達。

前日に猛打爆発、和田完投勝利といういい流れを受けての宿敵西武との3連戦2戦目。
前日の勝ちを価値あるものにするためにもこの試合は是が非でも勝ちたい試合だ。
相手が西武の、いやパリーグのエースと言ってもいい松坂大輔。10連勝中の松坂大輔。
当然苦戦は免れない所だが我らがホークスも7連勝中のエース斉藤和巳。松坂相手とはいえ
簡単には負けられない。
この斉藤と松坂の投げあいは5月に札幌ドームで1度あり、両者共に9回1失点という完璧な
投球内容だった。この日も両投手がさすが!のピッチングを見せ、序盤は投手戦で進む。
両軍無得点で迎えた5回裏、松坂にアクシデントが起きる。一死二塁の場面で村松のピッチャー返しの
打球が松坂のすねに当たり内野安打に。その時に右手人差し指と中指にも打球が当たっていたようで、
ここで松坂は無念の降板となってしまった。
急遽この場面でマウンドに上がることになった西武の左腕土肥。対するホークスはここで一気に
勝負に出る。前日5安打と活躍した川アに代えて代打の大道!この起用がまさに大当たり!
思い切り振り抜いた打球はレフトスタンドに飛び込む先制の3ランホームラン!ここから前日同様に
ホークス打線が大爆発!松中のホームランも飛び出しこの回に5点を挙げると6回、8回にも大量点。
2戦続けての13得点の猛攻だった。
打線の大量援護を受けた斉藤は9回に松井に一発を浴び完封こそ逃したが楽々の完投で自身初の
2ケタ勝利となる10勝目を挙げた。
そしてこの試合の敗戦投手は記録上松坂になる。松坂を打ち込んだ…とまではいかないものの天敵に
土をつけた価値ある1勝だと言えよう。今期2度目の対西武3連戦3連勝も夢じゃない!

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