9月20日 ダイエー 3−4 日本ハム(福岡ドーム)
優勝へのマジックナンバー「7」


ちぐはぐな攻めがたたり、1点及ばずの惜敗。ただ西武も近鉄に敗れたためにマジックは1つ減った。

関西での5試合を3勝2敗で乗り切りマジックを1桁にして福岡に戻ってきたホークス。ここの2連戦でマジックを2つ減らせれば
上出来という状況下で、先発に抜擢されたのは田之上。今季初先発である。一昨年には13勝を挙げる活躍も今年は怪我の
影響もあり9月になってようやく一軍に昇格。今日までに神戸で中継ぎ登板を行いこの日の先発と相成ったのだが、
いきなり立ち上がりに日本ハムのエチェバリアに先制の2ランホームランを打たれて追う展開に。2回に1点を返したものの、
田之上は3回2失点で交代となった。もちろんスタミナ的にも問題はなかったと思われるが、厳しい所を見せようというところか。
しかし代わった水田がいただけない。5回に追加点となる2点を失った。打者を追い込んだ後に痛打を浴びるという悪い
パターンでの失点は攻撃陣にも悪い影響を与える。6回に城島の大台到達、30号2ランにより1点差に迫る。7回からは
佐藤、吉田が日本ハム打線を手玉に取る好投。これなら逆転に持っていける…はずだったが7回、8回ともに走者を出しながら
送りバントを決められずチャンスを潰し得点を挙げることができなかった。48000人つめかけたホークスファンにとっては何とも
はがゆい試合となってしまった。
それでもデーゲームで西武が負け、一歩前進した。この1敗はそれほど痛くない。慌てず、地に足をつけて戦いさえすれば
栄光のゴールは目の前に見えている。まずは連敗しないように明日きっちり勝ってほしい。

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