9月21日 ダイエー 6−1 日本ハム(福岡ドーム)
優勝へのマジックナンバー「5」


序盤から攻勢をかけ主導権を握り、継投も決まり快勝。西武が近鉄に敗れ一気にマジックは2つ減った。とうとう片手で
数えられる数字までこぎつけた。うれしいね〜

前日の負けを振り払うためにもどうしても欲しいのが先制点。その先制点が2回、頼れる助っ人バルデスの一発により
もたらされた。後半戦から本来の調子を取り戻し、3割、100打点と文句のつけようのない働きぶり。春季キャンプへの
合流遅れによる調整不足と春先に右腕に受けた死球の影響で前半戦は不調のどん底にあえいでいたバルデス。
「もっと打ちたいんだ。」と涙ながらにチームスタッフに話していた時があったそうだが、今の活躍を見ているとそんな
辛い時期を乗り越えたからこそ今の好調さがあるのではないかと思う。常にチームの勝利を第一に考える、本当に素晴らしい
助っ人と呼ぶにふさわしい男である。
このバルデスに触発された打線は3回に井口、松中の適時打。5回には城島の2試合連発弾も飛び出しぐっと優位に試合を
進める。
先発ナイトは出来は普通だったが、5回を1失点にまとめる。まだ余力はあったようだが、おそらく次も中4日での登板の可能性が
あるので早めの交代に出たのではないかと思う。
6回からは継投策に。この日も佐藤、岡本、篠原が無安打に封じる完璧な投球で日本ハムを寄せ付けず久し振りの快勝だった。
中軸で全打点をたたき出し、投手が守りきる。いい試合でしたね〜、うんうん。

これでついにマジックは5。このままのペースでいくならば地元、福岡ドームでの胴上げはほぼ無理な状況
(26、27日のオリックス戦(ヤフーBBスタジアム)が有力)となったが、やはり地元ファンには多少申し訳ないかもしれないが、
どこでもいいから早く優勝を決めてもらいたい。しかも勝利の瞬間にマウンドに選手が集まる最高の場面をぜひ見せてもらいたい。

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