9月27日 ダイエー 11−12 オリックス(ヤフーBBスタジアム)
優勝へのマジックナンバー「1」


神戸で鷹が舞うはずだったが、2試合連続のサヨナラ負けにより足踏み。ただし西武の敗戦によりマジックが1となった。

前日は常に先手を奪う展開だったが先発ナイトがすぐに失点し追いつかれる嫌な展開。中盤以降は再三走者を出すも
ここ一番、あと一本が出ずに得点できず。引き分けでも自力でマジックを減らせる状況でナイトの後を受けた救援陣は
好投したものの、最後の最後に守護神篠原が谷にサヨナラホームランを打たれジ・エンド。悔しい敗戦となった。

それでもこの日も他力ながら優勝のかかった大一番。先発の倉野にはどう考えても荷が重すぎた。わずか2回持たずの
5失点。大きなプレッシャーもあっただろうがそれにしてもふがいなさすぎた。この日は後を継いだ投手も失点を重ねるが
打線があきらめる事無く攻撃を続ける。最大4点差ついた得点を6回表には9−7と逆に2点のリードを奪う。4回途中から
登板の星野が好投を続けるも7回に鳥越の失策をきっかけに無死満塁のピンチを招き山アにドカンとグランドスラム。
そんなまさか…の出来事が現実となってしまった。
この時点で西武は大量リードを許していた。勝つか引き分けで優勝となるホークスは土壇場9回に代打ズレータの犠飛と
柴原のタイムリーで再び同点に追いつく。直後にオーロラビジョンに西武敗戦の速報表示が。盛り上がるレフトスタンド。
追いついた9回裏からは岡本を投入。この回は危なげなく三者凡退に切って取り、続く10回も先頭打者を三振に取る。
しかし、伏兵の九番打者オリックス後藤に右中間スタンドに運ばれてしまった。
これを書いている段階で、まだ試合の映像を一切見ていないのだが(今日も仕事でした)打たれた直後の選手やファンの表情、
心境はどんな感じだったのだろうか。相当重苦しい雰囲気になったのではないだろうか。
しかし次は地元で戦える好条件。西武がデーゲームで敗れればその時点で決まってしまうのだが、それでも勝って歓喜の
胴上げを見たいものである。今度こそ、決めてくれ。

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