2004宮崎春季キャンプ生レポート。


今年から我が(違)福岡ダイエーホークスの春季キャンプが宮崎市内で行われるようになった。
これはぜひとも1度は見に行っておかねばならないと思っていたが、この度実現できました。
仕事休みの今日、朝早く起き、両親を促していざ出陣。両親もホークスファンで(私が洗脳した!)前々から見に行きたいと
言っていたのだがなかなか都合が合わなかったり疲れていたりで行けなかったがこの日は気分良く出かけました。
私の家から車で約50分。宮崎市に入るとすぐに案内看板や球団旗がたくさん出ていたのでほとんど迷う事無く到着。
キャンプ地の名称は『宮崎市生目の杜(いきめのもり)運動公園』。メイン球場となる『アイビースタジアム』や隣接する
第2野球場に多目的グラウンド、屋内練習場と完備されていてまさに優勝への土台造りの地である。この生目の杜運動公園は
2009年に完全に完成しテニスコートや陸上競技場なども併設予定で、今はまだ広大な土地が広がっていた。一足先に
野球場などは完成してホークスのキャンプ誘致が実現したという訳だ。
まずは敷地内にある特設スペース「ホークスビレッジ」へ。ここにはお弁当や地元宮崎の特産品などが販売されているのだが、
メインの目的は今年5月12日にサンマリンスタジアム宮崎で開催される福岡ダイエーホークス対西武ライオンズの公式戦の
観戦チケットである。今月1日からこのキャンプ地で先行販売を行っていたのだ。初日には予定されていた分がほとんど
売れてしまったと新聞記事等に書かれていたのだが、とりあえず行ってみる。
…あ、結構いい場所あるじゃん♪
即3枚購入。これでまずは目的1つ達成と。
さて、私がチケットを購入している間に両親は先に球場に向かっていたのだが、母がすごい事をやってくれた。
我が(だから違う)ホークスが誇る炎のセットアッパー、岡本克道投手と握手したと言うではないか。ちょうど岡本と松信康投手が
通りかかったところへすかさずダッシュし握手してもらったとか。いやあ、母も若いねえ。
そしてようやく球場内へ。昨年完成したばかりとあってものすごくきれいな球場でした。広さもあり、外野は緑の天然芝。
う〜ん、あの芝生に寝転がって空を眺めたい。
ほどなく選手がグラウンドへ登場。またまた母はカメラを片手に最前列まで移動。いやあ、本当に若い。
昨年は1試合も生観戦できなかったので、こうして間近で選手を見るのは久しぶりでした。初めて見た昨年の新人王和田毅投手は
かっこいい!斉藤和巳投手は背が高い!城島に松中、川ア、井口、鳥越など主力クラスが勢揃い。その中に新人の馬原や竹岡、
移籍組の柴田、河野などもいました。そういう新戦力をチェックしたりするのもキャンプやオープン戦の楽しみの1つだと思います。
まずは全員でのランニングに柔軟、キャッチボールなどをこなして、この日は投手、内野手の守備連係の練習を行いました。
走者一塁や無死一・三塁などの状況を設定しての内野ゴロでの状況判断の練習でした。バックホームする、あるいはセカンドでの
併殺を狙う、走者を釘付けにしてアウトを取る…などといった判断を瞬時に行います。
練習を見ていましたが、活気がありました。選手全員、特に若手が声を出し、全力でプレーしていたのが印象に残りました。練習の
ための練習でなく、あくまで試合本番できちんとこなせるようになるための練習でないといけないし、そうあるべきだと思います。
この後休憩を挟んでおそらく午後からはフリーバッティング練習とかが行われたのでしょうが、帰りの渋滞を避けるために午前中で
帰る事に。隣の第2球場では若手がさらに声を出して練習に励んでいました。そちらも少し見まして、直後に選手も休憩時間に。
野球解説者の宮本和知氏も取材に来ていて、佐藤誠投手(巨人時代チームメイトだった)と挨拶を交わした後、杉内投手と馬原投手に
インタビューを行っていました。ここにも報道陣とファンが集まりました。

選手は熱心に練習していて、昨年の日本一での油断や驕りもおそらくなく、今年も強い鷹の姿を私に見せてくれるであろうと確信を
持ちました。
次は5月12日、サンマリンスタジアム宮崎で宿敵西武を倒す鷹の勇姿を見に行きます。
その前に福岡ドームへ行くかもしれませんが。

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