田中整体療院

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夜だけ「もっこふんどし」(2017.6.11.)(2017.7.10.更新)

  

効果を実感されて周りにも教えたいとき、   
要点を書きだしたこちら(印刷用)をご利用頂ければとと思います。   

     

脱パンツ睡眠(ここに記載の補足情報も是非ご覧ください)は、不眠症だけでなく様々な不調の改善に寄与しますが、中々ハードルが高いかもしれません。そこで、そのハードルを下げるものとして「もっこふんどし」はいかがですか?   
それも「夜」だけにすれば、更に実施しやすくなるかと思います。   
  
といっても、具体的なメリットが分からないと中々やってみようという気持ちにならないと思いますので、ふんどしの効果をご紹介致します。   

     

【ふんどしの効果】・・・こちらもご覧ください   
①ゴムを使っていないので、締め付けられず、血流が滞らない   
血行の悪さの原因になるのは、まず運動不足や筋肉不足ですが、下着や衣服で24時間体を締め付けていると、さらに血行が悪くなります。   
そして下着による締め付けは、最近増えている低体温や冷えの原因の一つであると言われます。特に、女性のパンツは小さすぎて、自分の体に合っていないことが多いのです。それは、   
・見た目のかわいさで選んでしまう   
・Lサイズを選ぶのが嫌でMサイズを買ってしまう   
という、女性ならではの心理による弊害なのでしょう。しかし、自分の体に合っていない小さいパンツは、予想以上に自分の体にストレスを与えているのです。   
「そんなにきついパンツをはいていないから大丈夫」と思っても、ゴムで締められるのは体にとってかなりのストレスです(着用が習慣化しているために気づきにくいストレスとなっています)。そのストレスが小さくても、長時間ずっと感じていると交換神経が常に緊張している状態になり、血流が悪くなります。ひどくなると、手足のしびれやむくみが慢性化する可能性も。   
そうした血行不良が、冷えをはじめ、便秘や下痢、生理痛、生理不順など、色々な病気を招く原因になります(ビキニラインの黒ずみ、痔の一つの原因でもあります)。   
ところで、ふんどしはお尻をゆる~く包むという形態なので、「パンツよりスース―して、よけいに冷えるのでは?」と思う人もいるでしょう。確かに、ふんどしは“風とおり”がいいのですが、体を締めないことによって血流がよくなるので寒くはないのです。   
ちなみに、冷えることで代謝そのものが低下し、太りやすくなる「冷え太り」を、血流促進によって改善することもできます。大食漢でもないのに太る、甘いものを控えているのに太る、運動を心掛けているのに太るという方は「冷え太り」かもしれません。一度、試してみるとよいかもしれません。   
  
②風通しがいい   
締め付けの強いパンツの中は、酸素が少なく多湿なため、雑菌だらけなんです。   
一方ふんどしは、通気性がよく湿度も一定に保たれるため清潔です。最近増えているカンジダ症の予防にもなります。   
  
③リラックスできる   
一日中、ゆるい下着と服装でいるのは無理かもしれません。でも、   
・夜寝る時だけはパンツの代わりにゆるいふんどしをつける   
・家に帰ったらふんどしにはき替える   
といった工夫で、体を開放してリラックスモードに切り替えるスイッチとして使うと効果的です。   
夜だけ「ふんどしデビュー」をした女性に感想を聞くと、一番多いのが、下着の締め付けから解放されたという喜びと、リラックスできたという満足感です。   
このリラックスできたというのは重要なポイントです。なぜなら、夜10時頃から朝日が昇る5~6時頃は、副交感神経が最も優位に働く時で、この時間帯に心身にストレスをかけずにぐっすり眠れると、壊れた細胞の修復作業が存分になされるからです。   
ですから、夜だけでもふんどしにはき替えれば大きな恩恵が得られるわけです。   
  
④肌に優しい   
下着はサラサラした気持ちいい肌触りであることも大切です。下着は一番肌に密着するものなので、見た目の良さだけでなく、「自分の肌に合う・合わない」を選ぶ時の基準に加えたいものです。   
特に、「肌が弱くて、パンツでかぶれてしまう」という人は、人工的につくられた化学繊維が合わないということがあります。素材をオーガニックのリネン(補足1参照)やコットンなど、天然繊維で織りが繊細で、肌を刺激しない柔らかいものに変えるとよいでしょう。   

  

(補足1)リネンについて   
快適な「夜ふんどし」ライフを過ごすためには、ふんどしの生地選びが重要です。極上の肌触りで、吸水・発散性がよく、清潔さを保つ素材といえば、リネン(亜麻)がベスト。   
日本では「リネン」と「麻」が混同して使われていますが(補足2参照)、高級な洋服、下着、シーツ、テーブルクロスなどに使われるものは、全てリネンです。そんなわけで、体をリラックスさせるためにつけるふんどしには、リネン素材がお薦めです(綿でも十分ですけどより上質を求めるなら)。   
◆リネンの特徴   
①極上でソフトな肌触り   
(長持ちで、使って洗うほどに柔らかく風合いを増し、肌になじんでいく)   
②汗を素早く吸い取り、乾燥させる(吸水性はコットンの4倍)   
③雑菌の繁殖を防ぎ、においを抑える(リネンは防カビ性に優れる)   
  
◆生地の特性   
生地の裏表や縦横は、基本的にはつるんとしていて光沢がある側が表。ですが、実際にはよく分からない場合もあります。見た目で分からければ気にする必要はありません。   
また、普通は生地の両端を持って引っ張った時、あまり伸びない方向が縦、よく伸びるのが横です。ただ縦横についても、それほど神経質になる必要はありません。   
生地の表裏や縦横に気をつけなければいけないのは、はぎ合わせる場合です。生地の微妙な調子や伸び方が違ってしまうので、必ず同じ側、同じ方向で合わせてください。   
なお、リネンの生地で手作りする場合、リネンの糸はポリエステルやコットンの糸を使ってください(リネンのミシン糸は非常に手に入りにくい)。   
  
◆洗濯の仕方・注意点(詳しくは、参考書籍参照)   
普通に他の洗濯ものと一緒に洗って構いませんが、   
・漂白剤や乾燥機は繊維を傷めてしまう恐れがあります。   
・なるべく蛍光剤の入っていない中性か弱アルカリ性の洗剤を使ってください   
(蛍光剤は繊維を傷めて毛場立ちを作る)。   
それから、リネンは洗うと縮みます。たいていは1回目の洗濯で縮みますが、2回目ぐらいまで縮むこともあります。縮み具合は織の状態によっても様々ですが、3~5%は見ておいた方がよさそうです(場合によっては5%以上のものもあり)。   
特に横よりも縦方向の縮みが大きくなります。   
また、濃い色のものは、初めての洗濯から3度目くらいまでは色落ちすることがあります。   
何度か洗ううちにだいたいの汚れは落ちますが、汚れのひどい時には、洗う前に50~60度のお湯に小一時間ほどつけておくか(熱湯NG)、ぬるま湯と天然石けんで洗えばほぼ落ちます。   

     

(補足2)リネン(亜麻)と麻   
一般的に、“麻”といわれる繊維には、なんと20種類近くあり、麻の中の一つの種類がリネンです(リネンといえば、チクチク、ガサガサ、というイメージがありますが、それはリネン以外の麻です。ちなみに、フラックスもリネンも英語で、フラックスもリネンも日本語では「亜麻」と訳されているので、フラックス=リネン=亜麻、ということになります)。   
日常私達がよく使うのは、   
・リネン(亜麻[あま])   
・ラミー(苧麻[ちょま])   
の2種類だけです。リネン原料のフラックス(亜麻)は、北ヨーロッパの涼しい地方で栽培される1年草の植物、ラミー原料のラミー(苧麻)は、高温多湿な東南アジアなどで栽培される多年草の植物、というように、リネン(亜麻)とラミー(苧麻)は原料からして全く違っています。   

       

(補足3)参考サイト   
◆もっこふんどしの作り方(女性専用はこちら)   
参考までに、手ぬぐいで作った私の例を記載しておきます。   
百円ショップで手ぬぐいを購入(長さは87cmと95cmの2種類がある)。   
長さ80cmにカットして、ヒモを通せるように両端を縫って本体は完成。   
次にヒモを作りますが、長さ95cmの手ぬぐいを使います。   
幅約5cmにカットします   
(手ぬぐいの幅は約35cmですので、5cm幅で7枚切り出せます)。   
それを約1.5cm幅になるように縫います(=ヒモ①)。   
長さ14cm、幅1.5cmのゴムを用意し、ゴムの両端にヒモ①を縫い付けま   
す(ゴムを1cm重ねて縫ってください)。   
そして、片方のヒモ①を半分裁断してヒモの完成(全長156cmくらい)。   
*本体にヒモを通すとき、ゴムが体前面に来るように通してください   
(脱ぎ履きしやすいです)。   
*アイロンで折り目を付けると簡単に縫えます。   
(参考;)。   
  
◆リネン素材の購入先例   
麻布館(老舗)   
株式会社タケミクロス(国内生産にこだわった企画・製造・販売)   
林与(老舗)   
布もよう(生地の卸専門店)   
Caitlin(リトアニアリネン)   
帝国繊維のリネンオンラインショップ(老舗)   
Cadeau屋   
木綿屋こっとんちゃっく   
AKAI(老舗;事業者向け卸売り専門)   
  
日本ふんどし協会     
ふんどしと健康    
ふんどしメーカー    
  
ゴムひもによる症状のいろいろ★★★   
  
下着選びの豆知識★★★   
  
生地の選び方    
  
綿番手と毛番手の違い   
  
アイリッシュリネンの真実    
  
ミシンソーイングにおける生地・布による糸の選び方    

     

(参考書籍)   
・リネンが好き(前田まゆみ著)2002年   
・リネン屋さんのリネンの本(リネンバード)2006年   
・夜だけふんどし温活法(日本ふんどし協会)2014年   
・驚きの解放感! 疲れスッキリ! 快眠ふんどしパンツ   
(特製「女性用ふんどしパンツ」1枚付き!)(はいかわこのみ著)2014年   

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