当院の感染症対策

吉田鍼灸指圧治療院


 治療に来られる方にとって、心配なのは鍼による感染症がないかとういうことだと思う。万が一にでも感染症の
感染の可能性があれば鍼灸には近寄らないのがよろしいというのが一般的に考えられることであると思う。しか
し、”滅菌作業が確実にできていれば、感染症の心配は一切ありません。”
滅菌”とは一切の生物(ウイルスの不活化を含む)が存在しない状態のこと(無菌状態)であり、消毒(病原微生
物のみ殺菌する)とは違います。従って、当院の治療を安心して受けていただくために、当院の感染症対策(滅菌
作業)を下記の通り明示致します。

◎鍼はほとんどすでに滅菌されたディスポーザブル鍼(使い捨て)を使用
しています。


◎それ以外の鍼(金鍼)や鍼皿、ピンセットなどの器具は以下の手順にて
滅菌しています。


@治療後、消毒用エタノールを綿花に含ませ清拭します。

Aその後、イルガサンアルコール原液に一時間以上浸します。

B次に、超音波洗浄機(ヒーター内蔵)にて洗浄致します。

Cもう一度清拭し、滅菌パックに入れます。

D高圧蒸気滅菌器(オートクレープ)病院仕様と同じ機器に入れ、
  ※132℃ 2気圧 40分 乾燥60分で滅菌します。
  ※「鍼灸治療における感染防止の指針」 小林寛伊監修 
医歯薬出版社によると 121℃ 2気圧 20分でいいことになっ
ているが、私は心配性なので、上記の通り 132℃ 2気圧 40分
にし、驚いたことに2回滅菌している(ここまでするのは非科学的だが
念には念を入れて行っているということ)。

E乾燥後、取り出して紫外線照射保管庫へ保管。
 


以上が、当治療院の滅菌作業です。感染症のご心配は一切ありませんので安心して
治療を受けて下さい。




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