21.ホテル・アイランド

稲川淳二の恐怖の現場

鹿児島の心霊スポットNO.1が開聞トンネルなら、宮崎の心霊スポットNO.1はここ、ホテル・アイランドでした。
「でした」というのは、2005年の秋、この建物は解体されたからなのです。自称元ミステリー研究会、副会長の私としては非常に残念。
でも、いわくつきのこの土地、たとえ建物がなくなっても、ひと波乱ありそうです。
というわけで、この写真も今では貴重なものとなってしまいました。撮影は、2003年5月2日です。

この建物は、戦時中、陸軍病院でした。当時多くの負傷者が治療をうけていました。ここで亡くなった人も多数いたでしょう。
戦後、この建物、ラブホテルとして、リニューアルオープンしました。しかし、度重なる奇怪な現象により、ホテルは廃屋となりました。
地元の人によると、経営者は夜逃げしたらしく、行方がわからないとのことでした。

この建物の調査については、工業デザイナーであり、アクション芸人である、霊界の語り部、タレントの稲川淳二さんのレンタルビデオ 「稲川淳二の恐怖の現場」 に詳しく載っています。 

建物の、玄関から入った、ロビーですが、見たとおり不心得者によって破壊されていました。
こういう身勝手なことは、絶対してはいけません。
それこそ、霊のたたりを受けます。

二階に上がってみました。
壁は、壊されてましたが、建物の梁は鉄骨であるため、かなり頑丈でした。

二階部分です。昼間だからたいしたことないけど、夜はちょっとカンベンしてくれ、ですね。

恐怖の、らせん階段です。らせん階段を降りたこの部屋は、かって手術室だったといわれています。
またここで、死体を解剖していたという話もあります。

一階部分、建物の東側を撮りました。
たくさんの、小さなオーブが瞬間移動しています。
今まで写ったオーブは、制止していたので、移動しつつあるオーブは珍しい。
ムービーで撮っていたら、移動するオーブを撮影できていたかもしれない。残念でした!