キールロワイヤル 1(リナ父×ガウリイ) 18禁




夢の中に落ちかけていた俺は、目を覚ました。
後ろにくっついていたはずの体温が、離れていたから。

最初はただの寝返りかと思ったが、どうも様子がおかしい。
起きているようだし、息遣いも荒い。浅く呼吸を繰り返しているようだった。

「…ガウリイ?」

返答はなく、荒い息遣いだけが聞こえる。
ただ事ではない、と俺は改めて体を起こして、ガウリイを見る。

地面の上に引いた布の上に横たわるガウリイは、顔が赤らめて、苦しそうに肩で息をついている。

「おい、どうした?」
言葉と同時に、俺はガウリイの額に手を伸ばす。熱が出たのでは、と疑ったのだ。

「んっ………ぁ」

ビクッ。

「…えっ…」
跳ねる体に、俺は思わず手を引っ込めた。

「…悪い……、ちょっとここから離れてて……、くれない…か……」

「……離れてって、こんな状態で離れられるわけ……、
 !?」

 横になったまま俺のほうを苦しそうに見る様子に、体調不良だと思った俺だったが、ガウリイの様子を改めて見て別の可能性に思い当たる。
 薄い毛布にくるまっているガウリイは、額に汗を浮かべ何かに耐えるかのように手をきつく握りしめている。そしてさっきの鼻にかかった声。


『あのおやじ、碌なことをしやがらねぇ』

 睡眠薬以外には幻覚剤を盛ったと言っていたが、実際に入れていたのは媚薬だったのだろう。
 自分で喰うつもりだったのか。


「…なぁ、はやく……っ」
 いつまでも俺が傍にいることがじれったいのか、ガウリイが一心に俺を見上げてくる。
 違うということは分かっているのだが、そんなに見つめながら「はやく」などと言われると、倒錯してしまう。


「はやく……、気持ち良くしてくれ、か?」


「…えっ?
 ちょ…っ、やぁっ」

 弱弱しい抵抗は簡単に防いで、俺はガウリイを抱え起こし、その体を包むように腕を回して俺の脚の間に座らせた。
 その触れる感触も刺激として受け取るらしく、ガウリイは腕の中で体を震わせている。

「な、何を……」
 不安げに振り返りながら問いかけるガウリイに、俺は笑顔を返した。


「いや、熱を冷ますのを手伝ってやろうと思ってな」

 言葉と同時に、さっさと俺はガウリイのズボンへと手を伸ばし、それを下へとずらす。

「…っ、ま、待て……、そんなこと、…しなくていいから…」
 そんなガウリイの言葉を、もちろん俺は聞く気は無く、下着もずらせばそこにはすでに固くなり上を向いているモノがあった。

 なかなか立派なモノをお持ちのようで。
 言ってはやらないが。

 震えているそれを掴むと、再びガウリイの体が跳ねる。
「だめだ…、だめだ……っ。だめ……なのにっ」
「…だめじゃないだろう、俺がちゃんと気持ち良くしてやるから、安心しろ」
 言っている間も手を動かし、俺は一々反応を返すガウリイの体を楽しむ。
 されていることに抵抗があるのだろうガウリイは、声を殺しており、それが俺を煽る。

 液が溢れてきて滑りが良くなったので、俺は激しくわざと音が立つように手を動かす。
 ズチュッ、グチュッ。
「ンッ・・・あぁ、ふ………んぅ、ヤァ…」
「……っっ」
 俺に体を預けたガウリイが、身を捩じらせる。それがもともと俺の中に燻っていた炎を燃え上がらせる。

『ゆっくりしていたら、こっちが巻き込まれるな…』

「あぁ…っ、ダメッ、そ、んなに、されたらぁ、……いく…ぅ」

 ガウリイが激しく頭を振り、体をのたうたせた。
「イッていいぜ……」
 先端を押しつぶすように握れば、ガウリイはあっけなく性を吐き出した。

「やぁあぁぁ…………」


 背を反らしたガウリイが、次の瞬間には糸が切れたかのように力を失い地面に倒れこみそうになる。
「おっと…」
 それを寸前で俺が抱き留める。

 腕の中のガウリイは、汗で顔に髪を貼り付け、瞳には涙を浮かべて気だるさを全身で訴えていた。

 ズクンッ。
 俺の体を駆け抜けたのは衝動で。

「……悪い…」
 俺の口から謝罪の言葉が出たのが先だったか、ガウリイを強く抱きしめたのが先だったか。



 俺は再びガウリイを抱え込んだ。




 俺は射精の余韻で体を火照らせるガウリイを、彼が包まっていた毛布の上に横たえた。
 そして開かせた足の間に、自分の体を割り込ませる。

 未経験、という訳ではないのだろう。さほど驚く様子もなく俺を見上げてくるガウリイ。
 その足を持ち上げ、ガウリイの腹に散っている白濁を指に取って太ももに塗りつける。
 鍛えているだけあって柔らかいとは言えないが、良い弾力がある、などと考えていると、俺を不思議そうに見上げているガウリイと目が合った。

「…後ろ、慣らさないのか?」
「……、こんなところで突っ込んだら後始末ができないだろう。だから素股で抜かさせてもらおうと思ってな」

 ガウリイはきょとんとした表情を浮かべている。
 おいおい、まさか……。

「すまた、ってなんだ?」

 やっぱりかーー。
 まあ、いいぐらいに、スレてなくて良かった、というところか。
 俺は自分でもにやけているのを自覚しながら言った。

「今から俺が教えてやる」




「…んぁ……」

 十分に彼の精液を塗り付けたガウリイの太ももに、俺は取り出した俺自身を擦り付ける。
 自分の太ももに性器が押し当てられる様子を、ガウリイは凝視している。

 見ているうちに興奮してきたのだろう。ガウリイの性器も反り返ってきた。

「ガウリイ、足を閉じろ」
 俺はいったん体をガウリイから離し、戸惑っているガウリイの足を掴み閉じさせた。
 そして膝立ちになりガウリイの両膝に左手を回して押さえつけた。

「いくぞっ」
「えっ………、やぁっ……」

 太ももの間に一気に突き込むと、俺の先端は太ももの間を通り反対側へと顔を出した。
 何度か繰り返せば、俺の先端から先走りが溢れてきて滑りがよくなる。
 それと同時に水音も立ち始める。

「な、なんか……、普通にするより…、エロい……」
 おそらくこの行為自体はさほど快感を感じるものではないだろうガウリイは、それでも体を震わせて快感を訴えている。

 こっちは、なかなか気持ちいいんだがな。

「なぁ、犯されて、…いるみたいだろう」
 ビクッ、とガウリイの体が跳ねる。
「…こんな風に、お前の…、中に入ったり、出たりっ…、くっ」

「そ、そんな……」

 俺は追い打ちをかける言葉を紡ぐ。

「…お前の中は、もっと、熱いんだろうな…。その中を、これが、掻き回すんだっ」
 言葉と同時に、俺は一層激しく腰をガウリイの脚に叩き付ける。
 そうすると、勢いよく飛び出した俺の先端は、ガウリイの性器に当たる。

「んくっ…」
「や、ぁ……っ、当たってるぅ…」

 激しく突き入れれば、ガウリイのを俺が擦りあげる。
 良いな、コレ……。

「っ…、これに、ズンズン、突き上げられて…、お前の中は、グチョグチョ…」
「ああぁ…、やぁっ、やぁぁ……。なんで…、感じる……ぅ…」
 いつの間にかガウリイは、両腕で自分の顔を覆っていた。直視できなくなったか。
 振り乱される髪が、毛布からはみ出し地面まで広がっている。

 
 太ももに挟まれる感触と、先端で擦りあげる刺激にさすがに俺も限界が近づく。
 しかしここは年長者として、先にイってしまうわけにはいかない。

「…なぁ、お前の中に、オレの熱いの、注いでやったら……、っ…、どうなる…」
「!?、……イっちゃ…、イっちゃ……うぅ」
 痙攣して暴れそうになる足を押さえつけ、大きく、激しく俺は腰を動かす。

「ダメっ……、ダメぇぇぇ………、ふぁ……」
「んくっ…あっ………っ」
 ガウリイが白濁を吐き出したのを確認してから、俺も吐精した。



 拘束していたガウリイの脚を下すと、俺はその横に座った。
 ガウリイは2回続けての射精に疲れたのか、すでに夢うつつのようだった。
 上半身の服は上にずらしてはいたものの、二人分の精液がかかってしまっていた。起きたら着替えさせないといけないな。

 とりあえず、ガウリイに下を履かせ、その下敷きになっている毛布を取り出すのは無理だろうから、俺の毛布をガウリイの上に掛けて俺もその毛布に潜り込んだ。
 そして、さて起きたらどうやって取り繕うか考えながら眠りに落ちるのだった。



終わり




「キール」から続いてきたこの話はこれで終わりです。
 リナ父は語弊がありそうですが、おっさんぽく書いてみました。
 そして書いてる時から思っていましたが、いつもよりエロイ……。
 書き逃げ!!


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