執事事情 番外
甘えてみた執事さん
ヴァルガーヴが帰宅すると、珍しく家には誰もいないようで鍵が掛かっていた。
『シルフィールさんは帰っている時間だけど、ガウリイどうしたんだろ?車はあるし近所に買い物か?』
不思議に思いながら、カバンのいつも鍵を入れているポケットに手を入れると、カサリ、と触れた感触があった。
鍵と一緒に取り出すと、それは紙を折り畳んだもので、記憶に無い物に首をひねりヴァルガーヴは広げてみる。
そして広がる満面の笑み。
その紙には、単純明快に書かれてた。
(デートしたい。駅の東口で待ち合わせ。)
もちろん筆跡は彼の物。
走って来たヴァルガーヴにガウリイが微笑むのは、それから間もなくのこと。
終わり
ヴァルガーヴが昼食に戻って来たときに、ガウリイが仕込んだ、ということで!!