しょうご農園

和卵便り 15号

200831

この2月は寒かったですね。各地で大雪のニュース。皆さんの街ではいかがでしたか。この岩屋野では218日午前8時にマイナス7度を記録。コッコの給水器には厚い氷が張っていました。朝の作業では重ね着で達磨のようです。
こんな寒さの中、コッコたちは絶好調で、年末から産卵率は軽く80%を超えています。でも、ちょっと最近は産み疲れ気味。卵の殻の色がすこし薄くなってきました。春はもうそこ。コッコたち、あんまり無理せずにがんばってください。

山の恵み、落葉 その2

養鶏場までの坂道に積もった落葉を集めて、サンサル鶏舎の床に入れました。軽トラックの荷台に枠をつけて落ち葉を足で踏み込んで大量に運びます。そして、鶏舎に広げ終わったら運動場に出していたコッコたちを中に入れました。コッコたちは大喜び。落ち葉や、混じっていた木の実を競って食べます。山々がつくる自然の栄養。やがて残った落ち葉と鶏糞が混ざって熟成し、良質の肥料になっていきます。山の恵みに感謝。



春の味

冬の間毎朝コッコたちが食べている菜の花。今、たくさんの黄色い花を咲かせています。私たちはそのつぼみを茹でておひたしに。ほろ苦い春の味は絶品で、いくらでも食べられます。そして、コッコたちはこんなにおいしいものを毎日食べているんだと、変に感心してしまいます。実に幸せものですね。



南国から、いらっしゃい!!

先週、JICA(国際協力機構)の研修プログラムで来日しているドミニカ共和国の農業技術者2名が、環境保全型農業を学習するため、2日間農園にきました。彼女たちの国はカリブ海の熱帯気候。かわいそうに、日本の真冬の寒さで震えていました。
私は久しぶりに使うスペイン語で頭がパニック。かんたんな単語が出てきません。最近は日本語さえあやふやなので、これまた仕方ないですね。私たち夫婦がドミニカ共和国にいたのはもう6年前。彼女たちの話では、カリブの楽園はあんまり変わっていないようです。あの暑さが恋しい今日この頃でした。



家作り、その1 〜炭素埋設〜

夢のマイホーム建設がついにスタート。これから毎月、進行状況をお知らせしたいと思います。
最初の作業は炭素埋設。土地を良くする方法で、いわゆる“イヤシロチ化”のためです。この技法に詳しい地元の会社「バイオス」に工事をお任せしました。宅地に5箇所の穴(深さ1m、直径1m)を掘り、高温で焼いた粉末状の備長炭を、水を入れながら投入していきます。全部で1400キロ。炭を十分に突き固めてから土をかぶせて完成。これで土地の環境が良くなり、家も人も植物も健康になります。興味のある方はお問い合わせください。けっこうおもしろいですよ。



冬の楽しみ

それは、なんと言っても鍋料理。いろんな食べ方が楽しめますね。この冬は和枝が初めて作った白菜が大活躍。小ぶりですがその甘さにはびっくり仰天。旬の野菜で熱々お鍋。体の芯から温まるとは、こういうことなんですね。皆さんのお鍋の味はいかがですか?

 
 

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