しょうご農園

和卵便り 10号

2007101

集落では稲刈りが始まっています。9月に晴天が続いて例年よりも生育が早いようです。今年もお世話になっている方の稲刈りを加勢(応援)し、季節を感じながらいい汗をかきました。

こちらでは秋分の日がすぎても日中は30度を超える暑さです。一方、北海道の山では初雪が降りました。帯広での学生時代、この時期は「観楓会(かんぷうかい)」で、然別湖に紅葉を見に行ったことを思い出します。しかし日本は広いですね。多様な四季の美しさ。ほんと、この国に生まれてよかったです。

祝、初卵!!

921日、春雛が初卵1個を産みました。小さいけどしっかりとしたきれいな卵です。生後150日目。去年の春雛よりも1週間遅い初卵です。初期成育はゆっくりと育てて丈夫な身体をつくることが大事。あせらずじっくりじっくり。
今日は4個の卵がありました。若いコッコの中には教えなくても卵を採卵箱で産むお利口さんがいます。1羽でも採卵箱で産んでくれると、他のコッコもそれを見習ってくれるので安心。これからたくさんの和卵を産んでくれることを期待しています。





丸太橋の完成!

念願の橋ができました。養鶏場から川向こうの林に渡る夢の架け橋。1年前に約15メートルの立派な杉2本を伐採し、乾燥させて準備していました。以前もっと短い丸太橋が大雨で流されたので、今度は十分高いところに架けました。土台はドラム缶に石とコンクリートを入れた頑丈なもの。どんな大雨でも大丈夫でしょう。皆さん、この橋をわたってみませんか!!



育雛舎の完成!

育雛舎がついに完成。運動場も出来ました。床には大量の粉砕したカヤと雑草、そして軽トラ1台分の籾殻を入れました。1024日に90羽の雛が入居します。これから網で2部屋に区切り、育雛箱を置く場所の床に米糠、糖蜜、水を混ぜて発酵させます。自然の発酵熱による快適な床暖房です。これでかわいい雛も丈夫に育ってくれるでしょう。



冬用緑餌の種まき!

今年はコッコの運動場半分と借りた畑2反に、冬用の緑餌を栽培します。畑を3等分して10日おきに順番に種を蒔きます。今回は、大根、飼料用カブ、菜の花を2種類。これで12月からの4ヶ月間、コッコたちの新鮮サラダを確保できそうです。
それと、ヤギのさくらのため、べつの休耕田を借りてイタリアンライグラスというイネ科の牧草を栽培します。さくらはもうすぐ種付けする予定です。栄養満点で冬の妊娠期間を過ごせることでしょう。



 

 
 

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