しょうご農園

和卵便り 100号

20154月1

お花見の季節ですね。こちらは、農園を囲む山々に、転々と淡い山桜の花が色づいています。東屋で休憩していると、見下ろす川には魚の影が増え、石亀も水中を散歩しています。土手には早くも蛇の姿が。そして、山菜、タラの芽が膨らんできました。サクラも新芽のご馳走に大喜び。春には、すべての生き物がうきうきです。そして、農園では、田んぼの準備を開始。いよいよ、本格的な肉体労働の季節です!

 


1年半、ありがとう!

サンサル鶏舎のコッコ達が、1年半の暮らしを終えて、お肉になってくれます。20131112日、生まれた翌日に農園に着き、私達の作った餌で成長し、新鮮な野草や菜の花を食べ、運動場で自由に走りまわり、毎日立派な和卵を産んでくれたコッコに、心から感謝です。コッコの命を頂いて、私たち人間は、また明日を元気に生きていきます。そして、春の鶏肉販売は好評をいただいて完売しました。ありがとうございました!



クン炭焼き

木炭を食べると体内の不純物を吸着し、腸内の善玉細菌が増えるなど、良い効果があります。そんな理由から、コッコの餌にもモミガラクン炭を混ぜています。発酵飼料に入れ、鰹節にまぶし、たまにはそのまま運動場にばらまきます。クン炭を食べた後のコッコのウンチは黒いのですよ。そのクン炭の作り方をご存知ですか?私が改良した方法はシンプルで、空気穴をあけたドラム缶で一晩炭化させるだけ。画期的なクン炭製造方法に興味あれば、ご連絡を!



うれしいお客様

先日、うれしいお客様を迎えました。三股町にある大坪酒店のご夫妻です。良き縁あって、200611月から、大坪酒店で和卵を販売しています。ご夫婦の優しい人柄で、馴染みのお客様に愛されている素敵なお店です。毎日忙しいご夫妻はなかなか来園できなかったのですが、やっとコッコ達を紹介できました。和卵の産まれる現場を見て、美味しさの理由を実感していただきました。8年越しの願いがかなった良き日でした!



和卵便り100

20071月の創刊号から、毎月欠かさず、農園や生活の出来事を紹介してきた和卵便り。なんと、今回100号の発行になりました。へたな文章と写真で、私達の歩みと農園の成長、この土地の自然と季節の流れを、皆様にお伝えしています。月末に頭をひねってお便りを作成している担当の正吾は、お客様から「便りを楽しみにしていますよ」と、言ってもらえると、すごくうれしくなります。でも、9年を過ぎると、季節の繰り返しの中、同じような記事が出てきてしまいます。4月と10月の雛の到着、田植えや稲刈り、そして四季の流れ。ここに根を張って生きていくのは、あたりまえのありがたい繰り返しの中で、小さな発見や変化を楽しむことなのでしょう。そんな出来事や日常を、皆様にお伝えできればと願っています。これからも、和卵便りをお楽しみに!

 

 

 

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