しょうご農園

和卵便り 103号

20157月1

この梅雨、雨の多さは異常です。6月の雨降りは22日。先日、久しぶりに見た太陽のなんと美しいことか。晴天続きで雨を望み、雨が続けば太陽を望む。あたりまえのように身近にあるものを、失って初めてその尊さに気づく、欲張りで愚かな自分。毎年、梅雨に同じことを考えます。一方、コッコたちは、雨の中を運動場で、ずぶ濡れになって遊んでいます。毎年この季節から低下する産卵も、現在のところ絶好調。本能で生きるたくましさに頭が下がります!


サクラミルクでピヨも絶好調!

生後2カ月を過ぎたピヨは、高さ2mの止まり木で寝るようになりました。ここまで成長すればもう安心です。元気の源の一つは、サクラミルク。9歳になったヤギのサクラは、一日置きにミルクを提供してくれます。一説では、ヤギの寿命は平均10年とか。高齢で乳を出すサクラは、めちゃくちゃすごいのです。貴重なミルクをありがとう!



くつろぎのガト!

気まま猫「ガト」は、発情期を終えて農園にいる日が増えています。私達にすっかり心を許し、とてもなついてきました。川横の東屋で、和枝が横になって休憩していると、ちゃっかり太ももにあがりごろごろと熟睡。猫は居心地が良いと爪を立てるので、和枝が目を覚ましてしまいます。かわいいガトだから、許してあげましょう!



トマト、大ピンチ!

梅雨の長雨で、野菜に明暗がでています。キュウリは豊作で、里芋も元気いっぱい。しかし、カボチャやトマトは可哀そうです。トマトは病気が発生した葉を取ってしまい、無残な姿に。雨よけハウスの中でも、高い湿度と日照不足では仕方ありません。未熟で青い実はサクラのご馳走になっています!



稲作2015年 その3 〜 雨の田植え

619日、田植えが終わりました。今年は、ぐったり疲れました。初日に田植え機のトラブル、そして4日間、ずーっと雨の中、カッパを着て田んぼを歩き続け、足の皮がむけて筋肉痛。欠株の補植の後は、草予防のために米ぬか・大豆ペレットを散布。やっと一息ついたら、日照不足で成長はゆっくり。さらに、1羽のサギが歩き回って苗を踏みつける。人知を尽くして天命を待つ。苦労があるからこそ出来る、美味しいお米。その喜びを描いて、頑張ります!!


  引き続きのお願いです。暑くなる季節、和卵の保存は冷蔵庫で!

 

よみがえる青春時代

628日、松山千春コンサートに行きました。36年前、横浜のコンサートに行ってから2回目。彼も私も歳を取り、来場したファンも歳を取りました。でも、隣席で絶叫するご婦人のおかげで、すぐに歳を忘れてしまいました。

松山千春は、私が初めてのめり込んだフォーク歌手。産まれ故郷の北海道に帰ることを夢見ていた中学・高校時代、彼の歌に大きな力をもらいました。憧れの人であり恩人です。そして、がむしゃらに勉強し、帯広畜産大学に合格、ギターを弾き、友を作り、青春を謳歌。あの頃は北海道に骨を埋めようと決めていたのでした・・

都城では初のコンサート。北海道から遠く離れたこの街で、千春の歌を生で聴けるとは、偶然ではなく運命です。アンコールのステージで、今年還暦の彼と一緒に歌った「大空と大地の中で」。よみがえる青春時代。自分への最高のご褒美でした。今度はいつどこで、コンサートに行けるか楽しみです。皆さんの青春の歌は何ですか?

 

 

@2007 Shogo Sasaki All right reserved