しょうご農園

和卵便り 106号

201510月1

宮崎は長い秋雨。今年は雨に恵まれ過ぎているようです。急に日が短くなり、蝉の声が衰え、夜は虫と鹿の声が静かに響きます。ありがたい実りはカキと栗。でも、カラスと猿のご馳走になっているのは、つらいですね。そして、929日、北海道の大雪山に初冠雪が観測されました。広い日本の多様な季節感は、私達の宝物です。我家では扇風機とすだれを収納し、そろそろ薪ストーブの煙突掃除をしようかと、考え始めている今日この頃です。

若鶏、産卵開始!

4月に生まれた若鶏が産卵を始めました。現在半分くらいの産卵率です。コッコは初の産卵という大仕事を経験しています。産卵箱ではなく、床の隅に産卵してしまうコッコが多いのが心配です。そして、雄コッコ5羽は勢力争いで喧嘩の毎日。そのため、群れの雰囲気はどこか落ち着きなく、わずかな音にも大騒ぎです。大人への入口を無事に通過してくださいね。



蕎麦の花が満開!

蕎麦の栽培は今年で4回目。風で倒れやすいので、これまで収穫で苦労してきました。そこで今年は畝間を広く取って、管理機で土寄せし、株をしっかり支えています。その成果で倒れず成長して、可憐な白い花が満開です。この季節はお花畑が少ないので、たくさんのハチや蝶が蜜を吸いに集まっています。美味しいそばを食べるのが目的だけど、この土地の生態系の維持にも貢献しているようです!



ゆきちゃん、まりちゃん ご来園!

13年前にドミニカ共和国でお世話になった由紀子さんが、ご主人のマリオさんと、東京から遊びに来てくれました。農園見学で、私達の10年の積み重ねを感じてもらいました。由紀子さんは現在も国際協力の現場で活躍中。そして、エル・サルバドール人のマリオさんは来日7年目で、スペイン語教師の仕事をしています。田舎暮らしでは縁のない国際的な話を聞けて、かなり興奮してしまいました!



稲作2015年 その6 ~ 稲刈り前

田んぼは黄金色に染まってきました。6月の雨の影響で稲の株は小さい感じです。10日前に水を抜いているのですが、最近の秋雨で、土が乾いてくれません。10月中旬には稲刈りを始める予定なので、ちょっと心配です。ぬかっていると歩行式の稲刈り機が泥にはまってしまうのです。ただ晴天続きを待つしかありません。自然相手の農業では、いつも我慢が必要です!



鶏肉販売のお知らせ

毎度ありがとうございます。今回は純粋国産鶏「もみじ」90羽がお肉になってくれます。生後1年6ヶ月、安全な餌を食べてたっぷり運動した、「幸せな鶏」のお肉です。大切な方への贈り物としてもご利用ください。

·           お届けと発送は107日と14日を予定しています。

·           加工は「部位別」(各種調理用)、「ぶつ切り」(煮込用)、「中抜き」(丸焼き・蒸し焼き用)の3タイプです。

·          料金は、12000円です。(地方発送の宅配料金は別途)

ご注文を希望の方は、電話、Eメールで、ご連絡ください。

 
 

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