しょうご農園

和卵便り 127号

20177月1

空梅雨の水不足で苦労したのが嘘のように、十分すぎる雨が続いています。気まぐれ天気に翻弄されながら、一喜一憂の百姓生活。絶対にかなわない自然の掌の上で、知恵を絞り、汗をかき、季節を過ごしていく日々は、かけがえのない宝物。そんなことを考えながら、今日も降る雨の中、腹ペコのコッコたちに朝食を与えています。


雄鶏、ピヨと同居中

いじめられ痩せた雄鶏1羽を、空いていたサンサル鶏舎に隔離しています。先日、育雛舎のピヨが大きくなってきたので、半分の50羽をそこに引っ越しさせました。大人の雄鶏とピヨの同居は、初めての試み。どうなるか心配でしたが、けっこう仲良く暮らしています。雌鶏がいないので、雄鶏はコケコッコーと鳴きません。雄叫びは彼女へのアピールでもあるのです。また一つ学習しました!



白い卵!?

和卵の殻は赤茶色をしていますが、一つだけ白い卵が産まれています。実は、雛の時は雄だと思っていたら、大人になっても小さい体で羽は白色のコッコがいます。他の雄にいじめられるので烏骨鶏小屋に入れてしばらくすると、なんと雌だと判明。突然変異なのか、モミジとは明らかに違う姿です。そこで「シロ」と命名。シロの産む卵を見ると、真っ白。モミジの群れには帰れませんが、彩り豊かな仲間と仲良く暮らしています!



 

今月も重ねて、皆様へのお願いです。夏の間、和卵は冷蔵庫に保存してください!

 

 人工知能 (Artificial Intelligence; AI)

AIについてのNHKスペシャルを見て、考え込みました。人工的に人間と同様の知能を実現させようという試みと技術で、古代の神話にその歴史は始まります。いつの間にか社会に浸透しているAIは、人の能力を超越し、未知なる領域に達しています。独自に学習するため、開発者もどこまで成長するのか予測できません。昔のSF映画が現実になっているようです。人が作ったAIは、人にとって「天使か悪魔か」。不気味な時代になってきました。

 

 

@2007 Shogo Sasaki All right reserved