しょうご農園

和卵便り 129号

20179月1

残暑お見舞いを申し上げます

関東、東北では雨の多い8月でしたが、宮崎は晴天続きで厳しい猛暑。コッコは夏バテを乗り越えて産卵も回復し、そのたくましさに感心です。昼過ぎの太陽は強烈だけど、朝夕はひんやりと気持ちよい空気。そばや菜の花の種まきがはじまり、食卓には茄子焼きにヘベスをたっぷり。農園は、秋の気配にあふれています。


夏の仕事!

あまりの暑さに身体はバテバテ。今年は特につらく感じるのは年齢のせい、それとも猛暑のせい。避けては通れない夏の大仕事は草刈り。そこで、できるだけ体に負担をかけないように、ほとんどの斜面でスパイダーモアを使っています。背負い式の刈払い機より格段に楽ちん。でも農園全体の草刈りに1週間はかかります。野草の生命力に感動しながらも、ゆっくり成長してくれと、願うばかりです!



ラテンアメリカ研修員!

83日、恒例のJICA研修員を受入れました。早くも6回目となり、遠くはアルゼンチン、近くはメキシコから14名。地球の裏側の国々の農業関係者がやってきました。小雨の中の養鶏場見学では、餌つくり方法に興味津々、愛情一杯の家庭料理がコッコの健康の秘訣と理解した様子。そして、おやつのスイカと白もちトウモロコシも大好評。午後の講義では熱い討論を楽しみ、充実した研修になりました!



エスペランサの友

福岡の「箱崎自由学舎えすぺらんさ」代表小田ちゃんが遊びに来ました。彼はJICA時代の友人。13年前に仲間とフリースクールを設立し、行き場のない不登校の中高生に、夢と希望(えすぺらんさ:スペイン語)を与えています。自己犠牲を惜しまず、信念を持って自分の道を歩む生き様に感動します。でも、かなりの貧乏NPO法人とか。皆様からの協賛金を募集中です。よろしくお願いします! お問い合わせ先 092-643-8615  Emailinfo@esperanzahp.jp



稲作2017 その5〜朝の輝き

朝日を浴びる田んぼに、目を奪われます。光る無数の蜘蛛の巣。付着した朝露が、ダイヤモンドのように輝きます。夏の一瞬の美しさを作った芸術家はアシナガグモ。夜、稲の上に巣を作って虫を捕食し、朝が来るとその巣を食べてしまうとか。無農薬の田んぼに現れる奇跡の風景は、人と自然の協働作品。日ごとにこうべを下げる稲穂に、高まる気持ち。稲刈りはもうすぐです!



ゆらゆら

2月にコスタリカで買ってきたハンモックを、東屋に取り付けました。小型タイプで、一点でぶら下げるから、前後左右にゆらゆら。風に吹かれてゆらゆら。お日様を感じてゆらゆら。川のせせらぎにゆらゆら。セミとコッコの声にゆらゆら。海に浮いているみたいにゆらゆら。頭の中もゆらゆら。眠りにすいこまれてゆらゆら、ゆらゆら。

 

 

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