しょうご農園

和卵便り お正月号

200811

謹賀新年

昨年は大変お世話になりました。おかげさまで、宮崎で3回目のお正月を迎え、農園の柱になる自然養鶏がようやく形になりました。
 コッコが提供してくれる和卵・鶏肉の美味しさ、そして、ロン・レオ、サクラの愛嬌にささやかな幸せを感じ、日々を楽しく過ごせることに感謝しております。
 本年も皆様の健康を祈って、一歩一歩ゆっくりと進んでいきますので、どうぞよろしくお願いいたします。


「本物」を子供たちに!!!

 2007年の漢字は「偽」。この文字を立派に書き上げた清水寺貫主が見せた憤り。「日本人として恥ずかしい」の一言。こういった社会で育つ子供たちが、未来にどんな夢を見るのだろうと心配になります。
 大人が子供たちへすべきことは、「本物」を知る機会を与え、「感動」を経験させてあげることだと思います。
 年末に鹿児島から農園に来てくれた小川さん御家族。お子さんが健康なコッコを抱き上げたときの表情。身体に感じる鶏の暖かさと重さ。
 そう、これが私たちに出来ること。小さいけれど「本物」を育て、その味を皆さんにお届けする。小さなことが大切と信じています。


燃料確保は万全!

原油価格の高騰は日常生活に大きな影響を与えています。私たち一人一人が出来ることを行動する時代が来たようです。
 そんなことを思いつつ、私たちはしこしこと薪を貯えています。薪割り作業は結構難しく、神経を集中して木の真に斧をまっすぐ振り落とす。うまくいけば、ぱっかりときれいに割れますが、曲がって節があるとちょっと危険。まだまだ練習が必要です。
 そして、雨に濡れないように薪を保管します。すると、食いしん坊のサクラが薪についている杉の葉を喜んで食べています。ほかの動物と一緒だと無駄が少ないですね。



十勝からの客人!

 12月。遠く北海道の十勝から、恩人の山本さんが訪ねてきてくれました。15年ほど前に中米コスタリカで知り合い、5年前にメキシコで再会。同じ道産子と言うこともあり、とてもお世話になりました。彼は十勝を拠点にして、1年の半分を途上国で仕事をしています。まさに国際人。
 今回は久しぶりの休暇を利用し、宮崎まで来てくれました。私たちが出来るおもてなしはコッコのお刺身と炭火焼。実に楽しいお酒となりました。
 小さな地球で、人それぞれ、違った人生だから面白い。


都城のご婦人グループが「絵手紙」を書きに農園に遊びに来てくれました。皆さんなかなかの腕前。素朴な風景に鮮やかな色をつけていました。
 その中の1枚を紹介します。新村様から送っていただいた絵手紙。精悍な雄鶏と美人の雌鶏。毎日見ているコッコですが、絵になると益々かわいいですね。ほんとうにありがとうござました。

 
 

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