しょうご農園

和卵便り 131号

201711月1

10月は、稲刈り、鶏肉の販売、稲の脱穀、雛の到着、新米の販売と、大きな仕事が続きました。頑張りすぎた翌日は体がへとへとなので、温泉と睡眠。でもだんだんと回復が遅くなってきました。体調は良好ですが、年齢とともに体力は衰えています。これから必要なのは、経験と知恵で楽に作業すること。ある程度は機械に頼らないといけません。実現している夢の農業。二人で、できるだけ長く楽しむ秘訣を、台風後の青空を見て模索中です!


秋雛到着

1027日に元気な秋雛が到着しました。いつもより羽の色が濃いようです。入念に準備した床暖房も適温でポカポカ。鶏糞が堆積した床に水をかけながら、もみ殻と米ぬかを混ぜて発酵させます。そして床上にもみ殻と燻炭を敷き詰めて完璧な環境に。玄米と砂の食事に、刻みニラとゆで卵を加えて、すこしずつ発酵飼料にしていきます。すくすくと健康に育つよう、祈りを込めて!



シロアリ被害の柱を補修!

6月に発覚したシロアリ被害、食害された鶏舎の柱に呆然。それから数か月、いよいよ補修作業を開始。まずは有毒駆除剤の代わりにホウ酸でシロアリを撃退。ボロボロの柱の根元を抜いて、残ったコンクリート基礎の上に束石を固定。途中で切断した柱の下に、余っていた角材をボルトで継ぎます。木材は土と離れたのでシロアリは登ってきません。この冬は柱20本を補修していきます!



頑固な若鶏、床に産卵!

先月、産卵を始めた若鶏。元気に食べて遊んですこぶる健康です。でも困ったことに、10羽くらい、床で卵を産んでいます。産卵箱で産んでくれるとありがたいけど、一度場所を決めるともう変えません。コッコはかなり頑固もの。今回は、床の産み場所が数か所あるので、さらに困っています。どうやったら私たちの気持ちをコッコに伝えられるのか、皆さんいい知恵はありませんか?



稲作2017 その7〜新米の喜び

「うまい!!」 おもわず声に出ます。新米は格別の味。ヒノヒカリはもちもちで甘く、重厚な味。そして、ハッピーヒルはどこまでもさわやかで力強い。私の好みは、ハッピーヒル。身体と心が大喜び。初めて植えた去年は栄養を与えすぎたから、今年は無肥料で育てて大正解。お米も品種によって、適した環境と食生活があります。ハッピーヒルが幸せに育てば、私たちはもっと幸せになれるのです。

今年のお米は完売いたしました。皆様、ありがとうございました!



たまたま

 「あの時、あの人に、たまたま、出会った」。それは偶然?いいえ、違います。きっと「魂魂」。魂と魂が申し合わせをして繰り広げられる「たまたま」。宮崎県で1年ぶりにコンサートを開いたシンガーソングライター「えびはらよしえさん」が教えてくれた素敵な驚き。空気のようにずっとそばにいる人を、しずかに見つめてください。二つのちがう魂が巡り合う神秘を感じます。それを導いてくれた人の有難さも。そして、これから「魂魂」出会う人々は、たいせつなメッセージを持っていますよ!

 

 

@2007 Shogo Sasaki All right reserved