しょうご農園

和卵便り 133号

20181月1

 

あけまして

おめでとうございます

 

もっと豊かになるため、人の世はどこまで変わっていくのか。

繰り返す季節の中の、ささやかな幸せ。

そうです、あたりまえでふつうが一番の喜び。

そんな食べ物を作るため、今年も精進します。

どうぞよろしくお願いいたします。

 


運動場の整備

生後50日のピヨたちを引っ越す前に、ブリッサ鶏舎の運動場を整備しました。カラスから守るための防鳥ネットを張り替え、高く伸びた桑の枝を剪定、そして畑との仕切りネットの支柱を交換。ナイロン製ネットは破れ、木材の支柱は風雨で腐り、中古の金網は錆びる。13年の歳月は、すべてを劣化させます。養鶏場は壮年期。手厚い健康管理が必要になってきました。



ニュージーランドに生きる家族

ありがたいご縁で、素敵な家族を迎えました。3年前からニュージーランドで暮らす山口さん一家。福島原発事故を契機に、一度だけの人生を楽しむ場所として、遠い異国を選びました。親と子がそれぞれの道を力強く歩き、絆を深める家族からいただいた元気。近い将来、互いの成長を語り合える日を、待ち望んでいます!



冬の田んぼ仕事

凍てつく田んぼに土を運びました。ぬかるむ場所を高くして均平を取るためです。12月は雨が少なく土が乾いたので、軽トラが入れて作業は順調。でも、運んだ土に混入していた石を拾うのに苦労しました。2018年の米作りを向上するため、地道な作業。これからトラクターで荒起こし。近くに隠れている春を感じて、冬を歩んでいます。



泣きおさめ

 年末、帯状疱疹の発病で安静中に、昭和56年から放映されたドラマ「北の国から」(脚本倉本聰)を鑑賞しました。私の故郷、北海道の厳しく美しい風景、古き良き時代、そして、人の弱さと暖かさ。普遍的な愛と自然を描くドラマの古典。大学時代と同じ感動に浸り、泣きすぎて喉が渇くほど。きっと、2017年の疲れも汚れも、涙で洗い流されたことでしょう。新しい年に向け、気持ちの準備は整いました。

 

 

@2007 Shogo Sasaki All right reserved