しょうご農園

和卵便り 136号

20184月1

春爛漫。花々は咲き乱れ、春風に花吹雪。可憐な花桃のなかの桜はすこしかわいそう。梨と花梨の花が続き、山間には山桜のあわい花。憂いの花ひらは舞い上がり、すみわたる空に吸い込まれます。華やかな風景に心は軽く、田畑の野良仕事に気が入ります。そしてコッコは菜の花をたらふく食べてすこぶる元気。春色の和卵をお楽しみください。


早すぎる産卵!

若鶏が、いつもより10日早く産卵を始めました。今年は桜の開花も1週間以上早いとか。冬の厳しかった寒さが、生きものの成長に影響しているのかもしれません。そんなわけで、普段より90個も多く、少し小粒の和卵が連日生まれています。この機会に皆様にたっぷり食べていただければと、多めにお届けしていますので、宜しくご協力ください。





すてきな家族

鶏をこよなく愛するタカフミ君を紹介します。彼は庭で鶏20羽を飼い、すべてに名前を付けています。初めて見る変わった鶏たちは家族の一員。息子さんのたろう君は大きな鶏を抱き上げて名前と性格を教えてくれました。奥さんのひろみさんは卵を使ってパンを焼き直売所で販売しています。いただいた焼きたてアンパンは絶品。なんとも素敵なご家族に出会うことができました。春の贈り物です!




憩いの「風じん」

都城市金田町にある料理店「風じん」。素敵な庭と家屋で、落ち着いた和の空間。オーナーシェフのまどみさんは創作料理の達人。旬の食材を見事に調和させ、柔らかな味に仕上げます。先月は友人の前畑夫婦と、楽しい夕食をいただきました。皆さんも一度訪ねてみてください。和卵を使った一品を食べられるかもしれません。完全予約制で、連絡先は090-1367-3584



弓の思い出

  都城弓祭りに参加した宮本君(千葉県在住)と25年ぶりに再会しました。彼は大学時代の弓道部の後輩で、社会人になっても弓を続けている立派な男です。彼から懐かしい仲間の行方を聞いて昔話は盛りあがり、ほろ苦い思い出があふれました。未熟に粋がって、がむしゃらに弓を引いたあの頃。二度とやり直せないもどかしさ。これが人生なのでしょう。ようやく少しだけわかった気がします。



集落に生きる

 1年間の班長係を終了して一安心。20世帯の生活に必要な助け合いをまとめる大役です。道の草刈り、ごみ収集場の管理、お葬式への加勢、年2回の懇親会など。岩屋野集落は高齢化で人が減り、現状維持さえ難しくなりつつあります。10年後はどうなっているのやら。生まれ故郷の炭坑町は消えてしまったので、ここの集落はなくしたくありません。どうすればいいかと考えれば、できるのは、しょうご農園に磨きをかけることだけです。頑張ります!

 

 

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