しょうご農園

和卵便り 143号

2018年11月1

大忙しの10月が終わりました。稲刈りと脱穀、雛の受入れ準備に鶏肉販売。目まぐるしく働きまわって、秋の行楽シーズンには無縁の私たちでした。ようやく峠を越して、これからは少しゆっくりできそうです。朝夕の冷え込みから、我が家では薪ストーブに火を入れました。薪ストーブを購入したお店のヤマカネさんに10年目の総点検をお願いしたので、きれいな炎が揺れています。晩秋から冬へ。皆様、冬支度はもう済みましたか?


秋雛到着

1024日、元気な雛たちが到着しました。まずは段ボール箱から1羽ずつ取り出し、羽数を数えながら、水容器に嘴を付け、水の場所を教えます。手のひらに収まる小さな体は、力強く動きます。そして、1週間。全員無事に成長中。夜は冷え込むので床暖房にひよこ電球で30度を確保し、刻んだニラとゆで卵を食べさせて、免疫力を高めています!



青色の卵

南米チリ原産のアローカナ(黒)を、我家で孵化してから7か月。薄い青色の卵を産み始めました。殻の色は特別ですが、中身は普通の色。味も変わりないけど、栄養価はとても高いとか。インターネットでは1150円以上で販売されていて驚きです。これから、アローカナの卵をまた孵卵器で孵化しようと計画中。でも商売抜きの楽しみです。元気なヒヨコが生まれたら報告します!



鳥目

鶏肉販売の時は、夜、暗くなってから動けないコッコを簡単に捕獲します。夜になると視力が落ちる「鳥目」、人の病気では夜盲症といいます。鳥類は全て「鳥目」と思いきや、フクロウを始め、ほとんどの鳥は夜でも視力があります。その例外が「鶏」。身近な鳥である鶏が鳥目なので、この誤解が生まれたようです。どうして鶏だけ鳥目なのか。それは難しい疑問です!

田んぼの後片付け

脱穀作業を終え、新米を用意できました。たくさんのご注文をいただき、ありがとうございます。ハッピーヒルはすでに完売しました。ヒノヒカリは若干残っているので、ご希望ありましたらよろしくお願いします。そして今、田んぼでは、藁、かけ干しで使った棒と支柱を片付けています。コッコの小屋の床材料になる藁は、大切に保管します。無駄なくすべてをつなげば、自然も人もコッコも幸せです!



ドローン

 無人航空機ドローンは、日常生活にとても近くなっています。福島県では郵便物輸送で利用を開始。農業、調査・研究、趣味娯楽、そして困ったことに他国では軍事目的にも応用されています。先日、友人が小型ドローンで農園の航空写真を撮影してくれました。事前にプログラムしてあるので離陸から着地まで全自動で仕事を完了。人間の操縦は必要なし。驚きと共に、技術進歩に末恐ろしさを感じました。10年先には、人口知能による自動操縦で、自家用ドローンが私たちzを運ぶかもしれませんね。

 

 

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