しょうご農園

和卵便り 152号

令和元年8月1

遅い梅雨明けは、強烈な暑さを引き寄せました。昼過ぎの炎天下、無理をすると後頭部が痛くなります。皆さんも熱中症には十分に気を付けてください。そして夏は草との戦い。手を抜いてほったらかしにしたら、後で泣くことになるので毎日少しずつ。広い農園を端から端まで、一周刈り終わるころは、開始地点の草はもう高く成長しています。秋が深まるまでは辛抱、辛抱。


ありがたい木陰!

暑さに弱いコッコ。羽毛コートを脱げないから、顔の赤みは薄れ、トサカの張りも弱々しく。午後は桑の木の日陰に集まって、夕暮れを待ちます。桑は成長が早く、枝が防鳥ネットをすり抜けて高く伸びすぎるから、剪定が必要です。でも、大事な木陰を守るため、秋まではこのままにしておきます。台風が来てネットが破れないことを祈ります!



クロちゃんはおじいさん

我家を守ってくれる愛犬クロ。推定14歳。急に老化が進み、餌の量は減り、足も弱ってきました。朝夕に和枝が散歩に連れていくけど、帰り道では後ろ足を引きずって、10歩進んでは止まってしまいます。農園の愛犬ロンとレオも同じ年で、ずいぶんおじいちゃんになりました。気まま猫のガトちゃんも病気がち。大切な仲間の老後の面倒は当然のこと。感謝を込めて見守ります。



虫には勝てません

白もちトウモロコシの収穫を始めました。発芽時の鳩除け防鳥ネット、そして初期の草取りのおかげで、良く成長して実を沢山つけました。しかし、強敵アワノメイガの幼虫が大発生。実の中を食べて、半分くらい売り物になりません。でも、そのおかげで虫食いトウモロコシは我家とコッコのご馳走になっています。今年も味は抜群で、たっぷり食べられて幸運。負け惜しみではありませんよ!


田んぼと会話

除草機で取り損ねたコナギを一つ残らず手で取りました。8枚の田んぼをゆっくり歩いて、見つけたら根こそぎ取って袋に入れ、コッコへプレゼント。毎年取ってもまだまだ種は土の中にあるから、こんくらべ。草取りは大変だけど、お気に入りの作業です。畦から見ただけではわからない本当の姿。田んぼごとの、足に感じる土の違い、多様な草や生き物の違い、そして稲の生育の違い。ゆっくり動く風と太陽を背中に感じつつ、田んぼとの会話を楽しみました。


無関心

先の参議院選挙。投票率は過去2番目の低さで、宮崎県は全国最下位とか。これらの結果は何を意味しているのでしょうか?世間はこの結果にさほど注目していないのはなぜでしょうか?多くの人はこの国の現状と未来に無関心なのでしょうか?私たちが住む限界集落の5年後を心配しながら、さらなる心配を抱える今日この頃。こんな時こそ、明るくプラス思考でありたいですね!

 

 

@2007 Shogo Sasaki All right reserved