しょうご農園

和卵便り 153号

令和元年9月1

8月21日、突然の腹痛と高熱を発症。「麻痺性腸閉塞」と診断されて、びっくり仰天。すぐに入院して、5日間の絶食治療で1日10時間の点滴。炎症が治まってから胃と大腸のカメラ検査を受け、原因は虫垂炎だったと判明しました。8月28日に退院し、夕飯のごはん(ハッピーヒル)と和卵の温泉卵は感動的なおいしさ。その夜は久しぶりに熟睡し、身体に蘇る力を実感しました。今は完治して元気に働いています。入院中、一人で農園を切り盛りした和枝に、心から感謝です。


ラテンアメリカの風が吹く

今年もJICA研修員が来てくれました。ペルー、ボリビア、エクアドル、コスタリカ、ホンジュラス、グアテマラ、キューバから8名。初日は農園で小規模有畜複合農業の実践を見学し、2日目は宮崎市で講義。短い時間でしたが、私達が作り上げた理想の農業を学んでもらいました。研修の目的は、彼等が習得した技術を活用して、中南米の小農の生活を豊かにすること。大きな目標を達成するための、私たちにできる小さな貢献が、いつかどこかで実を結ぶことを祈ります。



雑草でカメムシ対策

田んぼの畔に雑草が生い茂り、小さな生き物には鬱蒼とした森のよう。バッタ、蜘蛛、カエル、蛇、羽虫やカマキリなどなど、いろんな生き物が共存しています。稲の開花前後は、カメムシが稲の実の汁を吸う時期。だから草刈りをしないでカメムシの住処を確保しつつ、天敵を増やします。するとカメムシだけ増えることはなく、お米の被害はごくわずか。危険な農薬で生き物を皆殺しにするより、安全で楽ちん。自然の力は美味しいお米を作ってくれるのです!



猪、金網を突破

金網で囲った田んぼと畑に、子供の猪が侵入。夜の散歩中、柵の地際に隙間を発見したようです。潜り抜けた猪は、田んぼの中を歩いて稲を押し倒し、畑に移動してサツマイモを掘り返しました。早速、侵入・脱出箇所に鉄棒を刺して経路を塞ぎ、さらに金網柵を全部点検すると複数の穴を発見。中古金網を利用して柵を設置して9年たてば、鉄は錆びて脆くなります。これからは手厚い治療が必要です。


鶏肉販売のお知らせ

 

毎度ありがとうございます。今回も純粋国産鶏「もみじ」100羽がお肉になってくれます。生後1年6ヶ月、安全な餌を食べてたっぷり運動した「幸せな鶏」のお肉です。きっと皆さんを元気にしてくれます。大切な方への贈り物としてもご利用ください。

·     お届けと発送は10月中旬を予定しています。
·     加工は「部位別」(各種調理用)、「ぶつ切り」(煮込用)、「中抜き」(丸焼き・蒸し焼き用)の3タイプです。
·   羽分の料金は、「部位別」と「ぶつ切り」は2200円、「中抜き」は2000円です。

ご注文を希望の方は、電話、Eメールで、ご連絡ください。よろしくお願いいたします。

 

 

@2007 Shogo Sasaki All right reserved