しょうご農園

和卵便り 159号 令和3年冬号

20211月15

新年あけましておめでとうございます。

今年も皆様が健康で暮らせるよう、そしてコッコも幸せに和卵を産卵できるよう、夫婦力を合わせて精進しますので、何卒よろしくお願いいたします。


コッコ、氷点下7度にも負けません!

18日と9日の朝はマイナス7度。移住してから16年間で最低気温です。普段より2枚多く重ね着をして養鶏場へ。鶏舎に入ると、コッコの給水容器に分厚い氷が張っています。でも、運動場に飛び出したコッコはいつもと同じで元気一杯。凍てつく土の上を走り回り、凍った菜の花と鰹節を競って食べています。北海道生まれで寒がりの私は、指先の痛さに耐えきれず、作業後すぐに軽トラの車内に入りヒーター全開。しばらくガタガタ震えていました!

新しい仲間

歳暮れから我家の庭に居ついてしまった2匹の野良ネコ。あんまりしつこいので根負けして餌をあげています。「のらいち」と「シャー」。長い毛の「のらいち」はおっとり甘えん坊。そして目つきが悪く凶暴だった「シャー」は、今では体を撫でられるようになりました。家の窓辺で箱入り娘の「もも」が、外で自由に暮らす2匹を眺めています。どっちが幸せなのかな?

新時代を体感

112日、インターネット会議を初体験しました。参加者は中南米6か国の農業普及員10名。彼らはJICA研修で日本に来る予定でしたが、コロナ禍のため、各国で遠隔研修を受けることになったのです。会議で、私は彼らの発表にコメントや質問を担当しました。来たる126日には講師として、しょうご農園の小規模有畜複合農業について説明します。それにしても、すごい時代です。デジタル化で、自宅の書斎にいながら、地球の裏側と簡単に繋がれます。でも、どこかに違和感が。やはり対面会話の方が100倍いいですね!

のんびり年越し

 ここ数年は恒例になっている両親と過ごす年越しを、断念しました。飛行機は予約していたけど、新型コロナ感染者増加、そして、多発する鳥インフルエンザも心配で仕方なし。久しぶりに我家で夫婦水入らずの大晦日は、うまい燗酒でほろ酔いに。のんびり紅白を見ながら、ウイルスからの伝言はなんだろう?そんなことを考えながら、薪ストーブの前で大いびき。すべては変わっていくと、信じる気持ちで初夢を期待。でも、どんな夢を見たのやら覚えていません。さらに忘れっぽくなった新年です。

 

 

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