しょうご農園

和卵便り 18号

20086月1

宮崎は5月28日に入梅しました。だんだんと蒸し暑くなってきました。30度を超える日もたまにあります。毎日やる事がたくさんあって、私の体脂肪は10%まで下がってきました。よく食べてよく寝る。健康であることに感謝です。

農園を流れる有水川には、今年も蛍が舞い飛んでいます。数匹の蛍の光るタイミングがあうと、とてもいい感じです。集落では、田植えの準備が進んで皆さん大忙し。水不足を心配していましたが、ここ数日の大雨で一安心です。でも、川の水量が年々減っているのは確かなようで、やはり山の変化が原因でしょう。

ピヨ、さくらのミルクが大好きです!!

ピヨピヨは41日目。足の怪我で1羽が死んでしまいましたが、新しいヒヨコの「もみじ」はとても元気です。その源は、毎日飲んでいるヤギさくらのミルクでしょうか。ミルクをあげるとみんな競争で飲んでいます。

ミルクは、コッコたちにもあげています。そして、私たちは毎日さくらミルクでつくったヨーグルトをいただいています。おてんばさくら、ありがとね。


いじらしい就巣鶏!

 この時期から、今年もコッコたちの中に就巣鶏が出ています。産卵箱で羽根を膨らませて体温を上げ、卵を抱く鶏です。たとえ卵がなくてもじっとしていて、触ろうとすると「クオー」と鳴いて怒ります。じつにけなげな姿です。そのままにしておくと餌を食べずにやせて卵を産まなくなるので、かわいそうですが産卵箱のない別の場所に移します。そして、たっぷりの餌で体力をつけるとまた産卵し始めます。


福岡からお客さん!

先日、九州大学の大学院生3人が農園に遊びに来ました。一人は以前にも紹介した、ドミニカ共和国からの留学生ウインストン(中央)。私が8年前に一緒に仕事をした仲間です。そして、鳥取出身の桑原さん(右)。来春からは国際協力の仕事を始めるそうです。もう一人は、ラオスからの留学生でLatmanyさん(左)。この9月には修士課程を終えて帰国します。違った国で生まれ育った若者が、互いに刺激を受けて学んでいる。これからの道もまたそれぞれ。大きな可能性を感じました。


家作り、その4 〜壁はりを開始〜

夢のマイホームは、大工さんが建具や内壁下地などを進めています。そして電気屋さんが配線作業を始め、だいぶ家の全容が見えてきました。

そんな中、ついに、加工した杉板を家の物置部屋に貼り付けてみました。大工さんに教えてもらいながら、まずは練習。幅20センチ、厚さ23ミリの板を下から横に積み上げていく。高さをそろえて、角に隙間ができないように慎重に。実際やってみると奥が深い。いろんなことがわかりました。これからもっと腕を上げないといけません。


季節を感じる卵の色

近頃、和卵の黄身の黄色が淡くなってきたようです。4月頃までは、菜の花の黄色い花をたくさん食べていたので、黄色が濃かったようです。最近はカラムシを中心とする多種類の野草をあげています。これから夏にかけての、卵の色と味の変化を楽しんでくださいね。

 
 

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