しょうご農園

和卵便り 21号

20089月1

829日、ニュースは全国各地の大雨被害を報じています。岩屋野集落でも強い雨が続いています。台風が少ないのに雨量が多いのは気候変動が原因なのでしょうか。皆さんの地域で被害がないことを願うばかりです。

気がつけばもう9月。山のもみじの葉がほのかに黄色づいてきました。だんだんと日が短くなるこの季節、コッコたちの産卵はどうしても低下します。彼女たちの自然のリズムなのですね。卵の数が少なくて、お客様にはご迷惑をおかけしております。今しばらくご理解をいただければ幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

若鶏、元気に成長!

4月生まれの若いコッコを、草一杯の運動場に入れました。皆大喜びで草をついばみ、虫を食べ、そして草に隠れていたカボチャやスイカ、瓜のご馳走にありついています。彼女たちにとっては、最高の環境ですね。生後4ヶ月を過ぎて小さな鶏冠が目立ち、顔の赤みが増してきました。初卵を産むまであと3週間くらい。とても健康に育っています。きっとおいしい和卵をたくさん産んでくれるでしょう。皆さん、お楽しみに。



消えたさくらのアゴヒゲ!

 暑い夏も絶好調のさくら。毎日農園の野草をおなか一杯食べて、おいしいミルクを出しています。さくらミルクで作ったヨーグルトを毎朝食べて、私たちは元気に仕事が出来ます。ある日、ふと気がつくと、どうしたことか、さくらのあごの下にあったヒゲがなくなっています。ヒゲがないので美人に見えますが、貫禄はちょっと落ちたようです。



夏は草刈!

農家は、夏の間、草との戦いです。集落では兼業農家が多いので、平日の夕方、そして土日には、草払い機のエンジン音があちらこちらで聞こえます。農園の北側にある国有林の土手にカヤが茂っています。家作りで忙しくて草刈をサボっていたら、ずいぶん大きく成長してしまいました。先日、汗だくになっての草刈。傾斜がきついので慎重に。作業後は草がなくてすっきりしましたが、数日したらもう若いカヤが伸びています。今年、あともう1回は草刈が必要ですね。



家作り、その7 〜薪ストーブが設置〜

夢のマイホームはほぼ完成で、9月中旬には引越です。リビングには念願の薪ストーブが設置されました。レンガ壁を背にして、タイル床に190キロのストーブがどっしりと座っています。北欧ベルギーのドブレ社製。シンプルで落ち着いたデザインです。都城市の山崎金物店から購入し設置工事をお願いしました。とても仲良しな山崎さん御一家のアドバイスで、満足できる仕上がりになりました。

今年の冬は、薪ストーブの美しく踊る炎を見ながら、暖かい部屋でくつろげそうです。冬が待ち遠しいなんて、寒がりの私には信じられないことですよ。


餌事情

悪化している世界の穀物事情。輸入飼料の高騰から国産穀物が品不足になっています。そのため、私たちが発酵飼料に使っている地元くず米の入手が難しくなりました。探し回った結果、佐賀産の規格外小麦をやっと入手出来ました。これで1年間は安心です。安心な国産の餌を食べ、自然の中で元気に育つ鶏。皆さんに本物の卵をお届けできることを、心から感謝しています。

 
 

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