しょうご農園

和卵便り 24号

200812月1

冬本番。冷え込む朝は軽トラのフロントガラスが真っ白になり、養鶏場への坂道には落葉が積もっています。初霜で夏草が枯れて景色は一変しました。ゆっくりと流れる季節が急変する瞬間です。寒くなるとコッコたちは絶好調。食欲は増えて産卵率も上がり、卵の味が濃くなってきました。ずっと採卵箱でうずくまっていた就巣鶏も元気に餌を食べています。そして、先日はヤギのさくらに種付けをしました。いつになく、この冬はいい感じです。

緑餌は菜の花!

11月中旬の初霜でラミーは枯れて、緑餌は菜の花になりました。コッコたちの大好物。朝一番のご馳走を大喜びで食べています。生後1ヶ月を過ぎた秋雛もすごい食欲で、自分より大きな葉っぱを元気よく突っつきます。この時期、和卵の味が変化するのは新鮮な菜の花と寒さのためでしょう。皆さん、甘みが増してきた寒卵の味を堪能ください。


幸せな時

 静かな夜の10時すぎ。和枝は寝室で夢の中。私はリビングで横になる。柔らかい明かりは塗り壁の白熱灯。流れるのは懐かしい唄。遠い昔を思い出させる大切な曲。かすかに空気を動かすシーリングファン。ぼんやりと見つめる薪ストーブ。いくつもの色を変え、気ままに踊る炎。燃え上がり、たたずみ、立ち上がり、ふんばり、そして燃え尽きる。ずっしりと重かった薪の一生に何かを感じる。あったまるのは身体だけではない。ああ、これぞ幸せな時。


ありがたい助っ人!!

11月に和枝の両親と姉夫妻が山口県から遊びに来ました。お父さんに仕事を手伝ってもらいました。まずは、愛犬レオの小屋作り。お母さんは助手を務め、息の合った仕事風景でした。そして立派な切り妻屋根の小屋が完成しました。コンスタンサ鶏舎の前で、レオは小屋に入って気持ちよさそうに昼寝を楽しんでいます。そのほかにも、勝手口のベンチつくり、物置のポリカ壁の仕上げ。自分で家を増築したほどなので、さすがの腕前です。ほんとうにありがとうございました。


家作り、その10 〜物置の建設2〜

北側の物置に外壁を一人で張りました。あまっていた内壁用の杉板を使いました。風雨にさらされる外壁なのでペンキは3回塗り。厚板が縦に並ぶ板壁の一面はどっしりして、なかなかの仕上がりです。これから中に洗い場をブロックでつくります。物置工事はすでに2ヶ月目。計算通りには行きません。年内中に車庫とウッドデッキまで完成するつもりでしたが、期日は春までに変更です。楽しみは続きます。


鶏肉完売のお礼を申し上げます。

おかげさまで、秋の鶏肉販売は完売しました。まことにありがとうございました。お客様から「おいしかった」の言葉をいただき、コッコたちもきっと喜んでいると思います。

今回発見したお勧めの食べ方を紹介します。鶏肉についている黄色い脂身。この鶏油でお餅を焼きました。味付けは鹿児島県甑島の有馬さんが作っている天然塩。これは最高においしいです。ぜひお試しください。

次回の鶏肉販売は来年の4月下旬です。皆様お楽しみに。

 
 

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