しょうご農園

和卵便り 28号

20094月1

こちらでは、山桜の花が散り、今は落葉樹の若葉がいっせいに芽吹いています。長いこと待ちわびた春が、足早に流れていきます。緑が増えていく景色は気持ちの良いものです。でも、この時期、日中汗ばむかと思えば、霜が降りる朝があり、気温の変化は身体にこたえます。油断大敵。皆さん、健康で春を満喫してくださいね。

まっていました、初卵!

39日、生後137日目、サンサル鶏舎の若いコッコが、待ちに待った初卵1個を産みました。いつもより5日ほど遅かったので少し心配しましたが、立派な卵を産んでくれました。その後、毎日増えて、今は80%のコッコが卵を産んでいます。まだ鶏冠は小さくて毛並みが輝くコッコたち。卵には若いエネルギーがたくさん入っていて、味は格別ですね。皆さん、初卵を堪能してくださいね。


コッコの一生に感謝 !!!

ブリッサ鶏舎のコッコたちを、菜の花で一杯の運動場に入れました。みんな、大喜びで、新鮮な葉っぱをおなか一杯食べていました。やっぱり、地面に生えている菜の花は、一味違うのでしょうね。このコッコたちは1週間後に、和卵を産む大切な仕事を終了して、鶏肉に加工されます。18ヶ月間、私たちと暮らし、私たちの生活を支えてくれたコッコたちに、感謝の気持ちをこめて、最後の楽しい時間をプレゼントしました。コッコ、ほんとうにありがとうございました。


菜園の土つくり!

家の前に小さな菜園を作る準備をしています。でも、この土は、石混じりで痩せていて、野菜つくりには最悪です。そこで、大量の籾殻と、コッコたちが与えてくる最高の鶏糞を土にたっぷり混ぜました。約30坪の畑に軽トラ3台、約150袋の鶏糞です。普通の鶏糞をこれだけ入れると悪臭がでますが、さすがはコッコのウンチ。まったく問題ありません。出足は好調です。早く土に命が宿り、おいしい野菜を栽培したいものです。


家作り、その14 〜ウッドデッキ2〜

ウッドデッキつくりを再開しました。まず、和枝と二人で、用意してあった木材にペンキを3回重ね塗り。屋根無しで雨さらしになるため防水対策はとても大事です。それから基礎作りで束石18個の高さを揃え、いよいよ組み立て。杉の厚板が長持ちするようにステンレスのネジを下から打ち込みます。しかし、すべての材料を固定してみると、なんと板が足りません。約10坪の広いウッドデッキには大量の木材が必要です。これからまた厚板を用意しないといけません。完成は、もう少し先になりました。


素朴な疑問

「週末の高速道路料金が安くなり各地で大変な賑わいです」、とニュースで報道していました。景気回復にとても有効だそうです。でも、交通量が増えた結果、いったいどれだけ二酸化炭素が余分に排出されたのでしょうか? 地球の未来を救う温暖化防止対策、かたや、日々の生活を守る不景気脱却のための消費拡大政策。どちらも大切ですが、二つは正反対の動きに見えます。難しい選択です。私たち人間は、矛盾の中で生きているのですね。

 
 

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