しょうご農園
和卵便り3号
2007年3月3日
 農園では、梅、タンポポ、ふきのとうなどの花が咲き、バッタ、蝶、蛙も早い春の到来で活動を始めました。これから心地よい季節がやってきます。しかし、花粉症に悩んでいる皆さんにはつらい時期ですね。私たちも軽い花粉症ですが、不思議なことに杉林の中で伐採作業をしているときは平気で、夜、家の中で目がかゆくなります。ファンヒーターによる乾燥が原因と思い、寒い夜は七輪で暖を取っています。

反省〜その1〜
 色も形もまちまちの和卵ですが、2月後半、色の薄い、殻の薄い卵が増えたようです。原因を考えたところ、大切なカルシウムを含む「かきがら」の割合が少なかったことがわかりました。早速追加補給したら、2日目で改善してきました。これから春にかけてさらに産卵率が高くなり、コッコたちは必要な栄養を十分に取らないといけません。私たちはもっと注意深く観察して栄養管理に努めていきます。

ピヨの成長〜その2〜
 125日目、体重約1730グラム。去年の春雛よりも成長が早いようです。この調子だとあと1週間くらいで「初卵」を産むでしょう。縁起物で栄養価の高い「初卵」。皆さんにも提供させていただきますので、楽しみにしてください。
 雌鳥の鳴き声も「ビョビョ」から「コッコッココ」にかわり、雄鶏はもう「コケコッコ―」と一人前に鳴くのもいます。今は思春期の後半、ちょっと反抗期で神経質になっていますが、やはりかわいい仲間たちです。

ロンとレオの誕生日
 2月3日、ロンとレオが1歳になりました。もう立派な大人、頼りがいのある番犬です。担当はロンが第1鶏舎「ブリッサ」、レオは第2鶏舎「コンスタンサ」です。成長とともに性格の違いがさらにはっきりしてきました。マイペースでわんぱくなロン、控えめで冷静なレオ、いいコンビです。

第3鶏舎「サンサル」の仕上げ
 この4月中旬に雛を迎える、最後の鶏舎「サンサル」の仕上げ作業をしました。出入り口のドア、採卵箱、そして運動場の金網設置。あと運動場にクワの木を定植しました。コッコたちの日陰を作るためです。これから育雛のために、床に落葉と籾殻を入れて米糠と糖蜜を混ぜ発酵させる準備をします。ようやく全部の鶏舎が完成しかわいい鶏たちで満室になります。入植して2年目。ゆっくりですが順調です。


さて、3つの鶏舎の名前を不思議に感じた方、来月号でその由来を説明していきますので、お楽しみに!

新聞効果はすごい
 2月12日、宮崎日日新聞に和卵の記事が掲載されました。取材の時あいにく和枝が配達にでていたので二人一緒の写真でなく残念でしたが、多数の問い合わせと激励をいただき、ほんとうにありがたいです。(和枝の写真が載れば、もっと問い合わせがあったはず。残念!!) 
 今回の取材は高城町役場(総合支所)がつないでくれました。記者の方も大変好意的によい内容に仕上げてくれました。これを契機に新しい出会いが増えてうれしく、また大きな力を与えていただいた感じです。皆様に支えられている毎日です。


 

@2007 Shogo Sasaki All right reserved