しょうご農園

和卵便り 31号

20097月1

まとまった雨が降りはじめ、梅雨本番。これからは蒸し暑い日が続きそうです。

私たちがこの地に入植して4年になりました。おかげさまで農園の柱の養鶏が形になり、念願のマイホームも出来上がりました。なんとか生活できそうな感触を得ています。これも皆様のご協力のおかげです。ありがとうございます。まだまだ試行錯誤の連続ですが、これからも美味しい和卵をつくっていきますので、何卒よろしくお願いいたします。

ピヨの引越!

613日、生後54日目のピヨたちは育雛舎から鶏舎に引っ越しました。すっかりたくましくなり、広々とした鶏舎と運動場に入ると元気よく走り回ります。ふとっちょピヨ、やせたピヨ。私たちの肩に飛び乗る愛嬌ピヨ、ちょっと神経質で落ち着きのないピヨ。みんな個性豊か。見ていると飽きません。自然養鶏の一番の魅力ですね。効率を求めた大規模生産ではマイナスとなる固体格差。生き物だから違いがあって当たり前。人間の都合を少しだけ我慢すると、世界はもっと面白くなるような気がします。


菜園に動物の食害が!!

家の菜園で野菜の収穫が始まりました。きゅうり、ピーマン、なす、シソなど約20種類。コッコたちの鶏糞効果か、それとも建設前に設置した炭埋設の効果か。すべてが元気に育ち土はふかふかです。野菜の味も美味い。これからの野菜栽培に手応えを感じています。が、しかし、627日の朝、食害されたトウモロコシを発見。うまそうなトウモロコシだけ、半分以上きれいに食べられていました。サルか、それとも狸か。対策のために、番犬クロを菜園前に移動することにします。動物保護は大切、でも、私たちの生活が脅かさている現実。難しいけど、どげんかせんといかん!!


カリブの楽園からお客様!

6月にうれしいお客様を迎えました。ドミニカ共和国在住の喜美子さんです。1997年から3年間私たちが暮らした同国のコンスタンサ市に45年前に移住され、ブロッコリーなどの野菜栽培を導入し、地域の農業発展に多大な貢献をしています。今回は4年ぶりの来日で宮崎へは初訪問。私たちは9年ぶりの再会で日本人移住地の懐かしい話で盛り上がりました。おもてなしはコッコのお肉と和卵、そして新鮮な自家野菜。それにしても、喜美子さんのエネルギッシュな向上心は大きな刺激でした。次回は3年後の来日・再会を約束。大きな楽しみが増えました。


家作り、その17 〜車庫の建設2〜

中断していた車庫の建設を始め、年末につくった基礎の上に本体を組み立てています。まずは木材の準備。7メートルの頑丈な梁を製材・加工しています。とにかく長くて重いので移動にはユンボの出番です。そして、4寸強の太い柱と桁など、すべての木材は自前。一人で挑戦する初めての軸組工法の建築です。梅雨のために作業はうまく進みませんが、8月には完成したいですね。


サクラ、母になれず

51日にサクラはオスの赤ちゃんを出産しました。しかし、赤ちゃんはミルクを飲めず、2日後に死んでしまいました。心配していただいたお客様、お知らせが遅くなりすいませんでした。生き物を飼うのは難しいものです。今、サクラは元気に毎日たくさんのミルクを出しています。機会があれば会いにきてくださいね。

 
 

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