しょうご農園

和卵便り 32号

20098月1

夏本番。でも、今年は梅雨前線がしつこくて、からっとした夏ばれは少ないです。「皆既日食」も曇り空で残念でした。各地で大雨災害も起きています。こんな天気のせいか、コッコたちの産卵率が低迷しています。いつもより10%以上も卵が少ないので、スタミナをつけるために「くずイリコ」を多めに与えています。「土用のうなぎ」みたいに夏バテ解消に効果があるといいのですが。彼女たちは何を望んでいるのか。コッコの言葉がわからないのはつらいですね。

就巣鶏、食事は別に!

産卵率が低いときは就巣鶏がたくさんでます。100羽の群れで10羽前後のコッコが就巣しています。就巣鶏はいじめられてエサを食べられないので、別に餌場をつくります。産卵箱から抱えだして餌場に移動すると一生懸命に食べ始めますが、食べ終えるとまた産卵箱へ入って羽を膨らませます。就巣鶏の回復に使っている育雛舎には20羽以上いて満員状態。将来は就巣鶏専用の鶏舎をつくる必要がありそうです。


いのしし被害!!

これまで猿、狸の話はしましたが、今回は「いのしし」です。養鶏場の土手のあちこちで土が深く掘り返されています。夜間、いのししが草木の根などを食べるため、大きな穴を掘ります。すごい力に感心しますが、こちらは大迷惑です。土手が崩れて大変。臭いで追い払おうと排油などを撒いてみますが、違う場所を掘り返します。今のところ効果的な対策がありません。なんとか平和的な住み分けが出来ればいいのですが。彼らとは長い付き合いになるので、真剣に考えないといけません。


愛犬クロ!

去年の暮れに家族になった「クロ」。猟犬として役に立たなくて捨てられた犬です。推定2歳。どこで生まれどんな名前を持っていたのか。最初はおびえて遠吠えばかりしていましたが、今ではすっかり落ち着いています。毎朝私たちを見送り、帰宅すると耳をたらして喜んで迎えてくれる、優しい仲間です。しかし、このクロは、犬小屋に入らないのです。手作りの立派な小屋ですが、たとえ雨の日でも怖がって入りません。トラウマがあるのでしょうか。時間をかけて、かわいがってあげたいですね。


旬の味を満喫!

菜園の野菜が良くできています。今はナス、ピーマン、ししとお、ゴーヤ、つゆむらさき、オクラなどが絶好調。とっても美味しいのですが、毎日食べているとさすがに飽きてきて、なんとも贅沢な悩みです。食べきれない野菜はサクラやコッコに提供しています。ちなみに、サクラはミニトマトが大好物です。皆さん、旬の野菜を食べて夏を乗り切りましょう。



痛い教訓

車庫つくりはいよいよ棟上げ間近、と喜んでいたら、怪我をしてしまいました(正吾です)。電動工具の丸鋸を右足の親指に落として骨折。全治2ヶ月。ちょっとした油断です。知らないうちに無理をしていたようです。しばらくは力仕事が出来ません。怪我や病気をすると、健康と五体満足のありがたさを身にしみて感じます。あせらずに一歩ずつ。大切なことをいつも忘れずにいるのは、難しいですね。皆さんも怪我にはご注意ください。

 
 

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