しょうご農園

和卵便り 36号

200912月1

こちら南国宮崎は、あたたかい初冬です。まだ霜が下りていないので、緑の野草が目立ちます。でも、紅葉は鮮やかで落葉が積もってきました。11月からコッコとピヨの緑餌は菜の花になりました。9月に播種した菜の花は美味しそうな葉っぱをつけています。そして、晴天のおかげでしょうか、産卵率が良くなってきました。これからの寒卵、さらに味が濃くなってきます。美味しい和卵が皆さんの風邪予防に役立てば幸いです。

困った癖!

ブリッサ鶏舎の若鶏コッコが産卵箱で卵を産んでくれません。仕方なく、籾殻を入れた木箱を2つ床に置きました。半分以上のコッコが木箱に産卵します。癖になったようで困ったものです。生まれたての卵の表面はクチクラ液で濡れているので埃が付着してしまいます。また、雨の日はコッコの足の泥がついてしまうことがあります。丁寧にふき取るのですが、多少の汚れが残る場合があります。もしも、気になるようでしたら、念のため、食べる前に卵を水で洗うか、加熱して召し上がってください。よろしくお願いします。


人力脱穀作業を体験!

友人の前畑ご夫妻が自然農法の稲作に挑戦しています。なんと田植えからすべての作業を人力で。先日、その脱穀作業に参加させていただきました。年代物の「足踏み脱穀機」とモミを選別する「唐箕(とうみ)」。もちろん実際に使うのは初めてです。コツをつかむとだんだん仕事が速くなりますが、機械とは比較にならないほどスローペース。そして、とにかく疲れます。昔の農家はえらかった、と実感。ご夫妻は、たとえ化石燃料が無くなっても稲作は出来ることを、実証しています。流行の「エコ」とは別格の、意義ある行動です。この貴重なお米を是非味わいたいものですね。


つらい決断!

11月、養鶏場にメスのビーグル犬がやってきて、柴犬のロンとレオと仲良く遊んでいました。迷い犬かもしれないので保健所に連絡しましたが捜索願はありませんでした。首輪が付いていないので、猟犬として役に立たないために棄てられたのでしょう。毎年、猟期になると数頭の棄て犬がやってきます。今自宅で飼っているクロもそうでした。心無い人間の無責任な行動に怒りを感じます。犬に罪はありません。といっても、私たちにはさらに犬を飼うことは難しく、悩んだ末、保健所に保護してもらいました。人になれた愛らしいビーグルなので、新しい飼い主に巡り会えることをただ祈るばかりです。


家つくり、番外編 〜ベッドつくり〜

久しぶりの家つくりシリーズです。引っ越して14ヶ月目に、ようやくベッドをつくりました。自分で製材してから2年くらい乾燥させた厚い杉材を使い、仕上げに余っていた自然塗料「ユーロ」を塗りました。家具屋で既製品のデザインを参考にして、シンプルな形にしました。もちろん初めてのベッドつくりでしたが、(たぶん最初で最後)、我ながら良い物が出来ました。寝心地は最高で、快眠を楽しんでします。ちなみに、ベッド2台の制作費は、金物類購入のための約2千円でした。


鶏肉販売のお礼を申し上げます

おかげさまで秋の鶏肉販売は無事に終了いたしました。誠にありがとうございました。今回初めて加工した純粋国産種「もみじ」のお肉の味も評判が良く、ほっとしているところです。我が家ではローストチキンをつくりました。鶏の丸焼きは思ったより簡単で、すっごくおいしかったです。まさに、かぶりついて骨までしゃぶる、豪快で楽しい食べ方です。皆様、次回の春の販売でローストチキンに挑戦してみてはいかがですか。興味ある方は料理方法をお問い合わせください。

 

 

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