しょうご農園

和卵便り5号

200751

日中はまるで夏のような陽気で、力仕事をすると汗が出ます。作業着も衣替えの時期です。私の楽しみは毎日の風呂焚き。薪の炎を見るとほっとします。最近はお湯の沸く時間がとても短縮しています。これまた季節を感じる瞬間です。
 皆さんはどんなとき、季節の流れを感じますか?

ようこそピヨピヨ
 425日、ヒヨコたちがやってきました。生まれたてのメス91羽、オス9羽。体重35グラム。柔らかな羽根がふわふわです。手のひらで包むと元気よく足で蹴ってきます。毎日急速に成長し、5日目に尾っぽの羽根がでてきました。私たちが行くと寄ってきて食事をねだり、なんともいえないかわいさです。全員が無事に大きくなって和卵を産んでくれることを祈ります。















ドミニカ共和国の友が来園!
 懐かしい友が訪ねてきました。7年前、ドミニカ共和国で一緒に仕事をした仲間、ウインストンです。現在、文科省の奨学金を受け九州大学の修士課程にいます。流暢に日本語を話すのにビックリ。去年1年間日本語を勉強したようです。私たちの自然養鶏にとても感激していました。朝には和卵で卵かけご飯。ドミニカでは信じられない経験。その美味しさに大満足のようでした。

サツマイモの定植
 野菜の定植、種まきの季節です。農園では本格的な野菜栽培は出来ていませんが、鶏のおやつ用、そして私たちの自家用に何種類か栽培しています。肥料はコッコたちの鶏糞。最高の肥料で昨年よりおいしい野菜ができると期待しています。きっと、コッコたちにあげるのはもったいないくらい、甘いサツマイモが収穫できますよ。


2号鶏舎「コンスタンサ」
 今回の紹介は2号鶏舎の「コンスタンサ、Constanza」。これはドミニカ共和国の真ん中にある農業の町の名前です。2000Haの豊かな畑作地帯で、ここには日系移住者の皆さんが生活しています。私たちはここに3年間生活し、厳しい貧富の格差に直面しました。現地の仲間との思い出、古きよき日本を感じるおばあちゃんたちのやさしさが忘れられません。

卵が水っぽい?
 最近、少し水っぽい卵がたまにあります。日中暑くて乾燥する日が続いたので、コッコたちはたくさんの水を飲みます。冬の1.5倍くらい。そのせいで卵の水分も増えてしまったのでしょう。
 鶏が自然に近い環境で力強く生きているわけで、これから夏に向け、どうしても卵が水っぽくなってしまいます。夏の和卵の味として、どうかご理解くださいね。


 

@2007 Shogo Sasaki All right reserved