しょうご農園 | ||||||||||
和卵便り 50号 |
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2011年2月1日 |
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新燃岳の噴火で、多数の皆様にご心配していただき、まことにありがとうございます。幸いにも風向きの関係で、集落には火山灰が降っておらず被害はありません。噴火の振動にも、コッコたちはおびえることなく元気にしています。 それにしても、この冬の寒さは厳しく、ほとんどの朝で氷点下。1月17日には午前9時でマイナス6度。コッコや愛犬の給水器には厚い氷が張っています。かじかむ指先は痛く、暖めながらの作業ですが、コッコたちはとても元気。ほんとうにたくましいです。日本海側では各地で記録的な大雪。むかしの北海道生活を思い出します。美しさと怖さの2つの顔をもつ雪。被害を受けている皆様に、心からお見舞いを申し上げます。 |
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鳥インフルエンザ発生で思うこと 鳥インフルエンザが各地で発生しています。宮崎県2例目の発生地は県内最大規模の養鶏団地。立派な鶏舎には窓が無く、野鳥の侵入は不可能で、指導とおりの万全な設備です。「この施設でどうして感染したのか素人目にはわからない」と新県知事がニュースで言っていました。まったく同感です。でも大事なことを忘れています。その鶏舎には生物の健康維持に必須な、新鮮な空気と日光は入りません。そんな環境で、経費削減と効率優先のために、機械化で密集飼育し薬剤を多用しています。大量の弱った鶏と閉鎖空間は、ウイルスが変異して増殖するのに最適なのではないでしょうか。この機会に、畜産業界の一般的な現状について、生産者だけでなく消費者の皆さんにも、真剣に考えてほしいです。 |
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